誰でも辛い膝痛に悩んでいるときは、「早くこの痛みを取りたい!」
「取ってくださ~い!」と病院に駆け込むわけですが、巽医師は説きます。
p.28 時には、歯の噛み合わせが悪くて体のバランスが崩れ、
それがひざ痛に出ているということもありました。
噛み合わせの悪さにより姿勢が崩れ、全身に問題が波及して
膝に症状が現れていたのです
p.29 (中略)姿勢の崩れにより、体を正しく使えなくなって、
活動できなくなるから必要な筋肉が保てなくなるーーーが正解。
すべて「トシのせい」ではないのです。
「姿勢の崩れ」が最初の大きな原因。その結果として、膝の痛みがあり、
骨や筋肉、関節、神経といった体を動かす器官の障害(通称・ロコモ)に
波及してゆきます。こういった姿勢の崩れは、パソコンやスマホの操作
など前かがみの姿勢でも起きるので、昨今リスクは年齢に関係なく誰にも
あると言えるでしょう。
つまり膝の痛みを自覚したとき、膝のことだけ考えその痛みがとれたらOK
と思ってはいけないわけです。原因を置き去りにしている限り、全身状態は
改善せず、膝も根本的には治らず、すぐに再発します。
ひざ痛は体からのアラート(警告)であり、気づいて!というサインです。
「体のゆがみ」「間違った使いかた」という原因に気づき、
そこに向き合うことです。
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