こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

晩秋の彩り、桐生川上流・中流にて(その2、2022年)

2022-11-20 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川上流部は谷間を流れているので、日差しが届く時間帯やその長さは場所によってかなり変化する。たとえば、午前と午後において、各スポットでの紅葉と黄葉はそのときならではの色彩を帯びる。

 

先週末、午後後半での彩りが午前中のそれに劣らず鮮やかであった。梅田ふるさとセンターの上流にて。

 

 

 

 

 

 

 

多様な彩りを楽しみながら川沿いをゆっくりと、わたくしは歩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダム湖では、午後後半まで日差しが届く(午後4時頃)。

 

 

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11月中旬(「その1」の数日後)、桐生市梅田町、ホワイトバランスは太陽光(昼光色)。

午後の日差しによる白飛びを抑えるために露出はアンダーに設定した。

 

 

 

 


晩秋の彩り、桐生川上流・中流にて(その1、2022年)

2022-11-15 | 桐生川・紅葉{桐生川)

この一週間で市街地を囲む山並みが晩秋の彩りを帯びてきた。その有様と秋晴れに誘われて、当方は桐生川ダム(梅田湖)とその上流域に向かった。市街地から県道66号をたどり梅田トンネルを抜けると、緑色の水面、湖岸での黄葉と緑葉で彩られた景色が広がっていた。

橋(梅田大橋)の長さは232 m である。

 

県道は橋の付近で、337号(根本山(1.193 m)登山口と三境林道に通じている)と66号(栃木県側に通じている)に分かれる。

337号での短いトンネルの先で、ヤマモミジの大木が深紅の彩りで飾られていた。バス停は市立野外活動センター入口である。

 

大木での彩り(逆光にて)。その輝きは、かなりアンダーに露出を設定しないと白飛びが抑えられないほどであった。

 

 

さらに、梅田ふるさとセンターの上流まで県道をたどると。

木漏れ日を浴びる急流(シャッター速度 1/1,500秒)。

 

急流のそば(上流側)は紅葉と黄葉の映り込みが美しいスポットである。次回は気合いを入れて撮ってみたい。

 

余談ながら、スポットの護岸(コンクリート壁)では時季になると、イワギボウシの大株が野趣に満ちた花を開いた。しかし、3年前に集中豪雨による増水でその姿が消えた。花や葉の色彩と形に魅せられていた者として、当方はいまだにこのことを残念に思っている。

撮影、201年9月中旬。

 

さらに、少し上流部での彩り。

 

緑から紅に移りゆく葉も魅力的である。

 

県道はこの付近から大部分が一車線幅になる。木材を運搬する大型トラックもこの道を利用している。現在、二車線幅への拡張工事が数箇所で行われている。

 

より上流側には、紅葉スポットが点在している。今回はこのスポットまでとした。

 

モミジにはない秋の彩りに惹かれて。

 

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11月中旬、桐生市梅田町にて、ホワイトバランスは太陽光(昼光色)。

 

 


秋景 桐生川上流で咲くシュウカイドウやダイモンジソウ(2022年)

2022-10-06 | 桐生川・紅葉{桐生川)

現在、当地の気温は12℃(湿度は98%)である。肌寒い小雨の天気を反映して、周囲の山並みでは霧がたちのぼっている。さて、先日、桐生川上流で川沿いを散策してみた。

 

日差しが部分的に急流を照らし出したき、今の時季ならでの映り込みが目の前に現れた。

 

流れの幅が僅か 2,3 メートルまで狭くなる箇所である(撮影では細心の注意が求められている)。

 

この清流はわくしたちの街の貴重な水源である。

 

川沿いでは、シュウカイドウ(秋海棠)が花を開いていた。

 

 

山側の高い崖の崩落防止壁(コンクリート壁と金網)はシュウカイドウの群れにとってパラダイスである。群れは年々大きくなっている。

 

盛りのときは過ぎたようであったが、幾つかの花々を望遠でクローズアップしてみた。

 

 

 

 

シュウカイドウの群れの中で、ダイモンジソウが花を開いていた。花びらでのデフォルメが目立つものを探してみた。

 

花から花へと忙しく飛び回る「花粉媒介者(送粉者、ポリネーター)」にも焦点を合わせてみた(シャッター速度、1/640秒)。

 

 

 

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10月上旬、桐生川(桐生市梅田町)、ホワイトバランスは太陽光、EF 100 mm F2.8L、EF70-200 mm F4L, EOS6D、RAW → JPEG。

 

 

 


雨が止んで、新緑を眺めながら深呼吸、桐生川にて(2022年)

2022-04-28 | 桐生川・紅葉{桐生川)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスクをはずして深呼吸をしたいとの気分で早朝に近くの川沿いを散策する。こんな習慣が身に付いてから2年余りが過ぎた。動機は小さな束縛から逃れたいとの単純なものであったが、歩き始めてみると川沿いでの自然の多様な変化に気づいて、シャッターボタンを押すことが多くなった。今回アップした画像は先週後半に撮ったものである。

前夜からの強い雨が止むと、川沿いは霧で包まれた。そして、山並みから昇った朝日が辺りを照らし出すと、霧が去って若葉による彩りが目前に現れた。今月中旬までの枯れ葉模様が脳裏に焼きついていた当方にとって、山並み、中州、そして堤防での優しい色調の緑は自然からの至上の贈り物であった。

 

 


晩秋の彩りを求めて、桐生川上流にて、2021年11月(その2)

2021-11-23 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今年は秋分の日が真夏日であったような厳しい天候の影響を受けたためであろうか。桐生川沿いの紅葉では、その彩りが目立つスポットが例年にくらべて偏っているようである。先週(15日)、桐生川上流・中流域で顕著な彩りを、わたくしたちは求めてみた

 

このときは、紅葉と青空の対比が印象的であった。

 

 

 

 

 

多様な彩りを求めて

 

 

 

 

 

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桐生川ダム下流のスポットにおいて

 

 

 

15日時点、この急流箇所に大きな流木(2本)が横たわっていた。今年は画像のような彩りの渦が期待できるだろうか。

撮影、2013年11月下旬

 

 

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11月15日11-12時頃、桐生市梅田町にて。ホワイトバランス:太陽光。

 

 


晩秋の彩りを求めて、桐生川上流にて、2021年11月

2021-11-04 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今日は、昼頃に桐生川ダムからの上流域で散策してみた。幾つかのスポットで撮影した画像をアップする。

 

晩秋の彩りを求めて(画像1)

 

晩秋の彩りを求めて(画像2)

 

晩秋の彩りを求めて(画像3)

 

晩秋の彩りを求めて(画像4)

 

ミツマタの群生地にて(画像5)

 

桐生川ダム湖にて(画像6)

 

桐生川ダム湖にて(画像7)

 

 

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11月4日昼頃、桐生市梅田町、ホワイトバランスは昼光(5500 K)、EF 40-200 mm F4L、EOS 6D、フィルター類(PL)は使用せず。

 

 

 


今日の散策コースにて、2021年8月

2021-08-09 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今日は午後4時頃、散策コースで、桐生川と市街地を囲む山並みなどに焦点を合わせてみた。バックグランドミュージックを作曲(?)するような気分になってであった。

 

今夏は、堤防を覆う雑草の伸びが早い(草刈りがされてから短期間にて)。

 

奥の山並み(1000 mクラス)は、方向によっては新潟側(越後山脈)まで連なっている。

 

 

我が街は、東ー北ー西のみならず南方向も山並みで囲まれている。南方向での山頂(茶臼山、300 m)には、UHF放送の中継所が設置されている(東京タワーからのテレビ放送では、山並みの影響でS/N比が良くない)。気象条件が整えば、茶臼山・山頂において、上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)、奥秩父連山、浅間山、八ヶ岳連峰などを一望できる。

 

このときの天候は部分的に青空が見える状態であった。

 

 

 

 

明日(火曜日)は、関東は各地で今年一番の暑さになるところが多く、内陸部では体温を上回るような危険な暑さの所があるとの予報が出されている(ウェザーニュース、9日午後16時半)。

 

8月9日、桐生川中流にて。使用レンズ、EF 50 mm F1.2L。


桐生川沿いでの新緑、雨上がり後の朝にて、2021年4月

2021-05-01 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今年は新緑が例年よりも美しい。とくに、雨上がり後の朝においてである。この日、渡良瀬川で赤城山を眺めた後に桐生川沿いで、朝日を浴びる新緑の山並みを撮ってみた。

 

朝日で浮き出る山城跡が残る城山。左端の山頂は鳴神山(980 m)である。

 

 

 

 

 

4月30日午前6時過ぎ、桐生市にて。

 

 


桐生川での紅葉、2011年11月

2020-11-27 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川ダム上流にて(11月24日午前)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古寺(長谷寺)にて

 

 

 

 

 

 

紅葉の状態(24日)。20日の雨と21日午前での強い風の影響を受けたためであろろうか、落葉に至った例がかなり見受けられた。画像のものは、川沿いを歩き出会った、車からでは見過ごされるかも知れない、紅葉である。

 


紅葉が始まった桐生川にて(4)、2020年11月

2020-11-18 | 桐生川・紅葉{桐生川)

 

 

 

根本山(ねもとさん)は桐生川源流域での最高峰(1199 m)である。江戸時代には、根本山信仰が盛んであった。今でも市内において、根本山への道標(丁石)が保存されている。登山口は三境林道の桐生側入口付近である。

 

小さな滝の一つ(県道沿いにて)

 

 

 

 

 

 

11月17日午前、桐生市梅田町にて。

 

 


紅葉が始まった桐生川にて(3)、2020年11月

2020-11-13 | 桐生川・紅葉{桐生川)

ダム湖周辺で、落葉樹の紅葉化と黄葉化が始まった。緑葉はロウバイ(蝋梅)、黄緑葉はミツマタ(三椏)である。

 

 

ダム湖での水鏡(1)

 

ダム湖での水鏡(2)

 

ダム湖での水鏡(3)

 

ダム湖での水鏡(4)、2枚組パノラマ

 

紅葉の彩りを求めて、ダム湖上流にて

ミツマタとモミジの対比

 

紅葉による彩り(日陰にて)

 

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11月13日午後4時過ぎ。桐生市梅田町にて。使用レンズ、EF 50 mm F1.2 L。

 


紅葉が始まった桐生川にて(2)、2020年11月

2020-11-12 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今日(12日)紅葉の彩りは、前回(8日)のときよりもある程度豊かになっていた。

 

皆沢川沿いでの古木にて。

 

 

 

 

 

本流(日陰)にて(午後には、日差しが届く)。

 

映り込み(テスト撮影)

 

この透明な流れは桐生市において水道水の源である。

 

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11月12日午前、桐生市梅田町。使用レンズ 、EF 100 mm F2.8L(Macro)。


紅葉が始まった桐生川にて、2020年11月

2020-11-08 | 桐生川・紅葉{桐生川)

桐生川上流では、部分的ながら、モミジの紅葉が進み始めた。アップした画像は、今日の午後に撮ったものである。谷間に生えているものであるため、撮影対象にしたモミジの大部分は日陰に入っていた。

桐生川に流れ込む支流、皆沢川沿いに生えている古木(皆沢地区にて)。

 

昨年は、紅葉の極に達する前に、葉の大部分は枯れたが。

 

古木での彩り(逆光条件にて)。

 

道路は桐生(群馬)と足利(栃木)を結ぶ県道である。

 

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桐生川(本流)、ふるさとセンターの上流にて。午前中、このスポットでは、日差しを浴びた紅葉の流れへの映り込みが現れる。

 

急流において。

 

 

 

これから紅葉が始まるものにレンズを向けて。

 

川沿いにあるミツマタの群生地

 

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上流域において、川沿いの県道では道幅が狭い(一車線幅、ところどころにおいて二車線幅)。今日は県道を走る車が多かったので、当方は地元の者として歩いた。

 

撮影、11月8午後2-3時。桐生市梅田町(桐生川ダムの上流)。撮影時での色温度は6000K 程度(ホワイトバランス、くもり)に設定した。

 

 


新緑と青空、桐生川散策にて、2020年4月

2020-04-19 | 桐生川・紅葉{桐生川)

今日、桐生川沿いにおいて、この季節には珍しいほどの透明感に満ちた景色が広がった。そこで、何時ものように、カメラと交換レンズを入れたザックを背負い堤防を歩いた(もちろん、マスクスタイルで)。外出自粛のためであろうか、途中で出逢った人とは軽く会釈をするが、以前のように会話することもなくなった。

 

上流側(北西方向)では、新緑の山並みが強い日差しを浴びていた。そして、昨日、上流ではかなり雨が降ったようだ。

 

河川敷きは、昨年の台風19号での豪雨によってかなり荒れたが、次第に緑を取り戻している。山並み(尾根)は、自分にとって浅間山や八ヶ岳連峰などを望む散策コースである。

 

薄い雲(高層雲)がたなびく(変化を求めている写人の希望を聞き入れてくれたかのように)。

 

さて、下流側(西南の方向)では、夕方の太陽が眩しかった。そして、太陽とほぼ同じ高度の位置に、虹色の輝きが現れた。

 

多分、これは「幻日」と呼ばれる大気光学現象であろう。なお、太陽の周りには、薄い日暈(ハロ)が現れている。

 

数分後に、虹色の輝きは消えた。

 

しかし、数条の飛行機雲がただよいはじめた。

 

航跡をながめながら、かつてブルーインパルスが上空で展示飛行を行ったこと思い出した(桐生夏祭りにおいて)。

 

 

 

 

今回も、帰る途中で花屋に寄って、花が盛りのときを過ぎたラン(デンドロビュウム、コチョウラン)を格安品として入手した。狭い自分の居室がさらに狭くなるのを覚悟してである。

 

撮影、4月19日午後5時頃、桐生市にて。