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こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

夜明け直前での月(2022年5月)

2022-05-21 | 月、月光彩雲

当地では、中旬から雲で覆われる夜空が続いている。そのため、望(満月、16日)のときにおいても、月影はほとんど見えなかった。そこで、望から朔(新月)までの間の月影を追ってみることにした。アップした画像は18日深夜と19日夜明け前に撮ったものである。

 

窓を開けると、月齢18の月が低い位置で輝いていた(19日午前4時前)。下(しも)の弓張り形の月には丑三つ時の静けさが続いているような雰囲気が感じられた。ちなみに、群馬において、月の入り時刻はは午前5時50分であった。

 

画像は前夜11時頃に撮った月である。月の出(群馬)は午後9時30分とのことであった。薄い雲の存在によって、月面はかなり赤味を帯びていた。また、近くの山並み上空での大気のゆらぎによって、得られた画像の解像度は夜明け前のときにくらべて幾分か低かった。

 

18日、19日、桐生市にて。ホワイトバランスは太陽光。望遠200 mm とトリミング。どちらの画像においても、カメラを地面に対して水平を保ちながら撮影した。

 

これは蒴から上弦を経た後、望に至るまでの間に撮影した画像である。4月12日午後6時過ぎにて、月齢11.9、月の出 午後1時24分、月の入り 翌日午前2時58分。ちなみに、日の入りは午後6時15分であった。

画像の解像度はこのときの透明な空模様を反映している(ホワイトバランスは太陽光、望遠200 mmとトリミング)。

 

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ところで、今月において、下弦のときは23日午前3時43分である。早起きは何とかの徳との結果が得られることを、当方は期待している。余談ながら、現在の天候は曇りときどき雨の状態であり、周囲の山並みが霧で霞んでいる(21日午後2時過ぎ)。

 

 


4月の月、新緑の里山から満月間際の月が昇る(2022年)

2022-04-17 | 月、月光彩雲

昨日(16日)は満月間際の月が近くの山並みから昇った。ちなみに、今月の満月(望)は17日午前3時55分であった(群馬天文台HP)。望の8時間前であったが、そのときを思わせる明るい月と水面に映るその光は、暗闇に消えていない山並み、青空、そして川の水面とともに、再び味わってみたいたいような雰囲気を醸し出した。

 

山頂(250 m)から昇る月の輝きが水面に映るときを待って、桐生川にて(18時50分)

 

 

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「以下は時系列で」

 

新緑の衣をまといはじめた山頂から、月が昇る瞬間を待った(18時20分)

 

 

月が山頂から現れた(18時50分)、待ちくたびれた頃にであったが。

 

 

緩やかに流れる水面に映る月影(18時50分)

 

 

心を動かされ、思わず、呟く独り言「時よ止まれ!」 

 

 

数分後の場面から

 

昇ったばかりの月をクローズアップして(18時56分)

 

 

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16日夕刻から、桐生川中流域にて(桐生市)、月齢 14.9(正午)


今年初めての満月での月光彩雲(2022年1月)

2022-01-24 | 月、月光彩雲

先週火曜日(18日)、今年初めての満月が夜空で輝いた。天候はおおむね快晴の状態であったが、近くの山並みから昇る時間帯では、幾つかの綿雲(積雲)が強めの北風で、月の方向に流れてきた。雲が光路を駆け足状態で横切る瞬間に現れた月光彩雲は、1月生まれの当方にとって嬉しい誕生日プレゼントであった。

 

山並みから昇る満月

 

雲がかかる直前にて

 

雲の濃淡に応じて、彩雲の形と彩りは大きく変化した(1)

 

彩雲(2)

 

彩雲(3)

 

彩雲(4)

 

この後は、天空に雲一つ浮かんでいない状態になった。

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雲が去った後で

 

山並みから昇りはじめたときに

 

1月18日午後6時過ぎ、桐生市にて。EOS 6D 、EF 70-200 mm F4L、ホワイトバランスは太陽光。

 

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「新年の余興として」

撮影での色温度を下げてみた(ホワイトバランスは白色蛍光灯)

 

何時か、このような彩りの彩雲に出会ってみたいと思いながら(ホワイトバランスは白色蛍光灯)

 

 

 

 


12月での月から、満月前夜にて(2021年)

2021-12-29 | 月、月光彩雲

今夜も巡回中の消防車から火災予防の鐘とメッセージが響いてくる。現在の気温 は1℃、湿度 60%、風速 0 m/sである。そして、当地では、今月中旬から北関東(内陸部)特有の空模様が続いている。結果として、夜では月の輝き、朝では太陽の明るさに負けない月の姿が印象的であった。

満月前日の夕刻に、近所の尾根から昇った月の輝きにも、その場に居合わせた人々は皆感動したほど魅せられるものがあった。

太陽の位置が低くなったときに一望した桐生川沿いの山並み(高さ 200-1100 m)

 

夕陽に染まった山並み(月は矢印の位置から昇った)(高さ 300 m)。

 

落日の光景 ー 建物の間隙がスリットとして作用し、ダイヤモンド・サンセット状態になった。

 

そして、満月と見紛うほどの明るい月が山並みから昇った。

 

 

 

この落葉樹大木での四季の変化を追っている者として、待ちに待った場面である。

 

余談ながら、

落日直後に、関東平野を囲む南側の山並み(奥秩父連山)がはっきりと浮かび出た。

左矢印の向こう側は山梨県などであり、右矢印は特異な形の岩峰、両神山(秩父)である。

視点からこれらの山並みまでは100 km以上離れている。

 

 

両神山(1724 m)(秩父にて撮影)

「私がいつも気を付けてみる山に、両神山(りょうがみ)がある。それは秩父の前山のうしろに岩乗な岩の砦のさまで立っている。 

 ・・・中略・・・ あたかも巨大な四角い岩のブロックが空中に突き立っているような、一種怪異なさまを呈している。

(深田久弥、日本百名山)」

 

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12月18日16時過ぎ、桐生市にて。ホワイトバランスは太陽光。


今朝の月(2021年12月)

2021-12-26 | 月、月光彩雲

今日は寒波の影響を受けて冷たい北風が吹いた。午前9時過ぎのことであったが、ふと青空を見上げると、明日は下弦のときになる月が西側の山並みに沈みかけていた。そして、月は北西方向から流れているいくつかの白雲によって見え隠れしていた。その有様に初冬ならでの風情を感じて、山並みに沈むまで月を眺めてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月、青空、早く流れる白雲、この組み合わせは自分にとって嬉しい日曜日のプレゼントであった。

しかし、強めに吹いていた北風は、日差しが強かったにもかかわらず、今月に入ってからもっとも冷たく感じたものであった。

26日、月の入り 11時15分(群馬)、月齢21.8。

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26日午前9時過ぎから1時間、桐生市にて。

望遠200 mm、トリミング、ホワイトバランスは太陽光、フィルター類(PLなど)は不使用、RAW → JPG変換。

 

 


12月の満月(2021年)

2021-12-20 | 月、月光彩雲

昨夜は、今年最後の満月が天空で輝いた。今回の満月は地球からもっとも遠い距離にあると聞いていたが、そのことを感じさせないほど、月の輝きは眩しかった。気温が低く空気が澄んでいたからであろう(当地の気温(アメダス)、4℃(18時)、0.7℃(21時)、0.3℃(22時))。

 

22時頃にて(たまたま、薄い雲がゆっくりと流れていたときに)

 

21時頃にて(雲が浮かんでいなかった時間帯にて)

近頃は、コールドムーンとの呼び名(アメリカ先住民による)が流布されているが。

 

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国立天文台ホームページから引用

月が地球の周りを公転する軌道は楕円形である。

月の軌道は太陽や地球の重力を受けている。そのため、満月や新月のときの距離(地球から)は毎回異なる。

 

余談ながら、当方は5月26日の満月(スーパームーン、皆既月食)を悪天候に阻まれて撮影していない。

 

 

18時頃にて(月の高度が高くないときに)

 

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月は17時過ぎに近くの山並みから昇った。その時間帯では、山並みの上空に積雲(わたぐも)(高度500-2000 m)が浮かんでいた。

 

 

 

積雲が通過したとき、即興的に月面の輝きを高感度条件で撮ってみた。

 

 

12月19日、桐生市にて。望遠150-200 mm、トリミング、ホワイトバランスは太陽光、RAW → JPG変換。

 

 


薄雲越しでの部分月食、2021年11月

2021-11-21 | 月、月光彩雲

先週から、月が近くの山並みから昇っている。明るい月が静かに歩き慣れた尾根から青空、夕空、夜空に昇る光景に、わたくしは魅せられている。

 

満月の前夜にて(18日17時過ぎ)

 

 

一作日(19日)での部分月食においても、食の進んだ月の姿が山頂付近から昇ることを期待した(撮影、19日12時頃)。

 

しかし、月が昇る時間帯になったとき、薄雲で東方向は覆われた。

肉眼では微かに見えるに過ぎなかった月出帯食(月が欠けた状態で昇る)に、

望遠レンズを高感度・スローシャッター条件のもとで向けた。

17時40分頃

 

春霞のときならば、朧月夜の部分月食として風雅を感じたいが、今回は秋空でのイベントだ。

それにしても、月光を薄雲が反射している光景は、部分月食のときならではの現象として感動的であった。

17時45分頃

 

17時55分頃、月食がかなり進んだときに

 

今回の部分月食では、月の98.7%の部分が地球の影に入るとのことであった。

薄雲が減光フィルターになったために、月面は暗赤色(赤銅色)を帯びた。

食の最大は18時02.3分とのこと。これらの画像は18時5-7分頃に撮った(最大の時は月が雲で隠された)。

 

18時20分頃にて

 

19時28分頃

地球の影には本影(太陽の光がほぼ遮られた濃い影)と半影(本影を取り囲む薄い影)がある。

この画像では、本影の部分のみならず半影のそれも写っている。肉眼では、半影の部分がほとんど判別できなかったが。

 

20時40分にて(月食が終わった後)

月食でのほのかな光に順応していたためであろうか、直ちには直視できないほど月面が眩しかった。

 

 

撮影:19日17時半頃から、桐生市にて。

月食時において、ISO感度 1600-3200、シャッター速度 1/5-1/30秒、望遠 70-200 mm(トリミング)。

 

 

 


今月の満月、月光彩雲に魅せられて、2021年10月

2021-10-22 | 月、月光彩雲

透明な空で輝く満月は晩秋ならではの情景である。20日では、月齢13.7の明るい月(望は23時57分)とそれによる月光彩雲が自分にとっていつまでも眺めていたいほど印象的であった。

ところどころに浮かび流れる雲が月に近づくと、直ちに彩雲が現れた(19時頃)。

 

彩雲美術とのジャンルはあるだろうか。

 

 

 

自発光体でない月が雲を彩るほどまで輝く場面は、気象条件に依存する偶然の賜物である。

この夜、日中は晴れわたっていた空に、厚くない雲がところどころに浮かび、月の方向に流れた(19時頃)。

 

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近くの尾根から昇る月を待って、18時頃(月の出は17時4分(群馬))。

歩き慣れたスポットから昇る姿にレンズを向けていると、月がごく間近な天体であるような感覚に自分は陥る。

 

尾根から昇り終わった満月

明るい月が尾根から次第に離れる。

 

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10月20日、撮影時のホワイトバランスは太陽光。

 

 


中秋の名月 — その輝き、月光環、そして月光彩雲、2021年9月

2021-09-25 | 月、月光彩雲

今年の中秋の名月は8年ぶりに満月の日と一致するとのことであった。そこで、名月が近所の尾根から昇る瞬間を待ち構えた(午後6時過ぎ)。しかし、空模様が月の出の直前に急変したために、当方の企ては空振り三振となった。その後は、厚い雲を通して月の光がかすかに見える状態が続いた。

ところが、「果報は寝て待て」ということなりそうな時間帯に入ったとき(午後11時過ぎ)、上空を覆っていた厚い雲に切れ間が現れた。ここでは、切れ間で輝く名月とその輝きによって生まれた月光環と月光彩雲の画像をアップする。

 

 

 

月影は周囲の雲の影響で僅かながら変化した。

 

ある中秋の名月での景色から

「折しも八月十五夜、円城寺(近江国、三井寺)に於いては、今宵の名月を賞せんと、住僧は幼き弟子をはじめ、住僧をつれて講堂の庭に出でて月見をしている。.........あたり一面に照り渡る月影。........」(「三井寺」宝生流能謡本)

 

 

雲のが多いときならではの光景として

月光環

 

 

月光環と月光彩雲

 

月光彩雲

 

 

 

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9月21日午後11時半頃、桐生市にて

EF 70-200 mm F2.8L、EOS 6D、手持ち撮影、ホワイトバランスは太陽光、トリミング。

現像ソフト: キャノン Digital Photo Professonal 4(月面、月光環)、 Adobe Lightroom Classic CC(月光環、月光彩雲)

 

 


6月の満月(直前にて)、2021年

2021-06-27 | 月、月光彩雲

夏の満月は低く、冬の満月は高い。これは月の南中高度に関する説明のタイトルである(国立天文台ホームページ →暦Wiki →月の南中高度)。夏至の頃、冬の太陽の軌跡をたどるので、満月の高度は低くなる。波長の短い光(青系)は空気によって散乱される。結果として、低い軌道をたどる月は、高い軌道をたどる場合よりも赤く見える。

 

今月は25日午前3時頃に満月になった。当地では厚い雲に邪魔されて、満月は見えなかった。しかし、24日夜、僅かの間のことながら、満月直前の赤い月が雲の切れ間で明るく輝いた。

 

一分後、移動してきた黒い雲によって、月が輝く場面は幕引きとなった。その後、月を見るチャンスはなかった。

 

近くの尾根から、明るい月が昇った場面である。高感度(ISO感度 3500)で撮った(月については露出オーバーにしている)。

 

6月24日午後8時頃、桐生市にて。

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6月の月はストロベリームーンと呼ばれているが、これは月が赤いためではないと聞く。


今月の空模様から(その3)、満月、赤味を帯びて、2021年4月

2021-05-13 | 月、月光彩雲

先週末は、当地でも黄砂の飛来によって透明感が欠ける空模様が続いた。黄砂の影響は消えたが、今日も周囲はどんよりとした雰囲気で包まれた。さて、前記事の続きとして、満月(4月27日)の画像をアップする。

尾根には厚い雲がかかっていたために、満月が木立から顔を出す場面を捉えることはできなかった。撮影対象が雲の切れ間に現れたのは19時過ぎであった。

 

 

4月の満月は英語圏でピンクムーンと呼ばれ、その名は4月にピンク色の花が咲くことに由来すると聞く。今回は、雲から顔を出した月そのものが、由来を忘れさせるほどまで、赤味を帯びていた。波長の短い光(青色系)が薄い雲によって散乱されたためである。

 

この画像は月が尾根から昇る前の空模様である(17時半頃、月の出の時刻は18時40分(群馬))。

 

これまでの画像と比較できそうな満月の姿が撮れたのは、20時頃からであった。

 

21時頃の満月。

 

 

ところで、当方が満月の撮影にこだわっているのは、今月(5月26日)、最も地球に近い満月(スーパームーン、20時14分での地心距離 35万7千キロメートル)において、皆既月食が起こるからだ。

食の始まりは20時09分、食の最大は20時19分、終わりは20時28分と予測されている。西日本では欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食」が見られる(国立天文台ホームページ)。

空模様次第では、いわゆるスーパームーンが赤銅色と呼ばれる赤黒い色の月に変化する過程を観察できるだろう

 

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添付した画像は、10年前(2011年12月10日)での皆既月食である(スーパームーンによるものではなかったが)。

皆既食の前にて。22時56分、シャッター速度、1秒。 月の大部分が地球の本影に入っている。地球の形と大きさを想像したくなる場面である。

 

寒空での赤銅色の月は、心を揺さぶる絶景であった。23時14分、シャッター速度、2秒。

 

 

 


今月の空模様から(その2)、尾根から昇る満月近くの月、2021年4月

2021-05-07 | 月、月光彩雲

いつものことながら、先月も満月のときまで、数日間ほど近くの尾根から昇る月にレンズを向けた。このときは、周囲が暗くなっても青空の色が残っている時間帯に、月齢14の月が明るい顔を見せた。

 

幾分か赤味を帯びて満月前夜の月。尾根の木立は高さ10 mほどである。

 

 

 

庭では、クレマチスが蕾と花をつけていた。

 

この時季限定の場面として(苦笑)。

 

 

 

 

 

4月25日午後6時半頃、群馬県桐生市にて。

 

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その前日は、尾根の上に浮かぶ夕暮れ時の雲から、月齢13の月が現れた。

 

 

 

 

 

4月24日午後6時40分頃、群馬県桐生市にて。

 


黄砂に負けず輝いた満月、そしてその光のもとで撮ったサクラ並木、2021年3月

2021-03-31 | 月、月光彩雲

一作日の午後後半から、晴れているものの澄んだ青空が見えない空模様が続いている。黄砂が飛来したためである。一時的なことながら、青空とサクラによる美しい彩りが消えていることは、まことに残念である。

さて、29日午後午後午後7時過ぎに、満月(正確には、ほぼ満月(月齢15.7)*)が近くの山並みから昇った。月はあまり明るくなかったが、数分間において、月の周りに薄い虹色の光環が現れた。黄砂と花粉によって月光が屈折されたからである。ちなみに、尾根は檜林で覆われている。

 

 

このような光環は面白い現象である。しかし、月毎に満月を撮っている者としては、すっきりと輝く月が昇って欲しいと思った。レンズを向けたくなる月面が現れたのは、午後11時頃であった。

 

 

3枚も画像をアップしたのは、上空の薄い雲によって、月面の写り具合が変化したためである。

 

満月の助けを借りて、堤防沿いのサクラ並木と近くの山(城山、391 m)に植えられているサクラの色付きを同時に撮ってみた。このとき(午後8時頃)、月はまだあまり輝いていなかった。明るさは、2年前に濁った水晶体を透明な人工物に換えた我が肉眼で、双方のサクラを微かに視認できる程度であった。

 

画像は、息子から借りた明るいレンズ(F 1.2L、50mm、単焦点)を用いて、高いISO感度、スローシャッター速度、ライブビューモードで撮った結果である。

堤防沿いのサクラ並木、そして河川敷きがライトアップされていると見紛うばかりに写っている。ライブビューモードで景色を眺めていたとき、カメラのディスプレーに現れた彩りは何か別世界のものであるかのような錯覚に陥った。

絞りF2.0 ISO感度 3200 、シャッター速度 0.5秒、ホワイトバランスは蛍光灯。

 

ちなみに、当日の朝に撮ったサクラの彩り

 

 

「好きこそものの上手なれ」と言われているが、これ以上、月明かりで景色を撮ることは止めることにした。帰宅したとき、家人から帰りがやや遅れてたので心配になったと言われたからだ。なお、堤防上(散策路として舗装されている)では、自分の存在をアピールするために、ヘッドランプと我が身を照らし出すランプを点灯した。ときに、無灯火のマラソンランナーがそばを通過したからである。

 

* 満月時は、29日午前3時50分頃(月齢14.7)であった。しかし、そのとき、当地の天気は雨であった。

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撮影、29日、桐生川にて(桐生市)。

 

 


今月の月から、満月、朧月、そして上弦の月、2021年2月

2021-02-28 | 月、月光彩雲

昨夜は、近くの山から満月が雲一つない夜空に昇った。月には、冬に戻ったような天候に相応しい輝きと美しさがあった。ここでは、今月に撮った月の画像を、系統的にアップしてみた。

 

「満月(望)」 27日午後9時頃(晴れ)、月齢15.3、スノームーン(米国先住民による呼称)。

27日午後6時30分頃(晴れ)、月の出(群馬)午後5時48分(当地では午後6時過ぎ)。

「朧月」 26日午後7時30分頃(曇り、厚い雲を通しての月光)、月齢14.3、月の出(群馬)午後4時18分。朧月は、俳句において春の季語であり、一般には春の月に対して使われる表現であるが。

25日午後5時30分頃(晴れ)、月齢13.3、月の出(群馬)午後3時11分。

24日午後4時50分頃(晴れ、薄い高層雲を通して)、月齢12.3、月の出(群馬)午後2時06分。

「上弦」 20日午後8時頃(晴れ)、月齢8.3、月の出(群馬)午前10時55分。

 

今月は天候が安定していたたので、月をほぼ連続して撮ることができた。比較のために、撮影と現像での色温度はすべて太陽光(昼光)に設定している。

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撮影条件: EOS 6D、望遠 200 mm(EF 70-200 mm F4L)、マニュアル露出設定、手持ち撮影、RAW画像のトリミングとJPGへの変換、RAW画像の現像はカメラ付属ソフト(キャノンDPP 4(Digital Photo Prefessional 4))。


仄暗い空で輝く月、2021年1月

2021-01-28 | 月、月光彩雲

今年初めての満月は明日の午前4時頃に見られるとのことであるが、昨夕は、満月のときを思わせるほどまでに輝く月が、近くの山から昇った(正午月齢 13.9)。夕焼けの時が過ぎた仄暗い空では、墨で慎ましやかに描かれたかのような波状雲が、月の輝きに趣を添えていた。

 

 

 

 

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1月27日午後5時過ぎ、桐生市にて。