こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

夏の花から、タマアジサイ、鳴神山にて、2014年8月上旬

2014-08-03 | 鳴神山と周辺

この頃、晴れると、地元では高温注意情報がしばしば出される。そのため、日中の里山歩きでは暑さとの格闘が強いられる。それでも、近くの山で咲く夏の花を、私達は見に行く。そして、花が木漏れ日を浴びている姿を眺めて暑さを忘れる。

 

杉木立の木漏れ日のもとで、鳴神山(群馬県桐生市)のこつなぎ橋口登山道にて

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葉脈の編み目模様が浮き出るまで虫食まれている姿から、夏の厳しさを感じて

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登山道の登り口付近には、タマアジサイ(玉紫陽花)が群生している。

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壺が開いているものは少ないが、木漏れ日で照らし出されている花を探して

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タマアジサイ(玉紫陽花): アジサイ科アジサイ属の落葉性低木(高さは1-2 m程度)。このものは、福島県から岐阜県の範囲で林地に自生している(日本固有種)。名は蕾が球状であることに由来する。花期は8-9月(山地)である。淡紫色の両生花の周りに、花びらが4枚の白い装飾花が開く。

 

両生花と装飾花の役割を示す場面であろうか。タマアジサイから飛び去る直前のカミキリムシを捉えて

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蕾と花の共存。これもタマアジサイの魅力かもしれない。

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撮影: 8月2日午前(一部は7月28日)。EOS 6D、EF 17-45 mm F4L、 EF 70-200 mm F4L、マニュアル露出、RAW。ソフト DPP 4、Aperture 3.5。