こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

渡良瀬川で眺める赤城山、青空のもとで雪雲をまとって(1月)

2025-01-18 | 山を眺める

渡良瀬川はわたくしたちの街、桐生市を横断するように流れています。この川で眺める「赤城山」には、この地ならではの魅力が感じられるとわたくしは思っています。時季、天候、時間帯に応じて一期一会と思いたくなるほどの変化が現れるからです。

このときの空模様は赤城山とその周辺以外に雲が浮かんでいない状態でした。それだけに、寒さを思わせる雲の衣をまとった姿に心を引かれました。

山から吹き下ろす風による凧揚げ、子供時代での遊びを思い出しました。いいですね、凧糸がアナログ的雰囲気を演出しています。

 

ここでは、赤城山が上底と下底が長い台形のように見えます。山内でどの山頂も穏やかに存在感を示しています。そして、山沿いに上昇した気流が上底付近で雲をつくり出しています。

 

最高峰の黒檜山(右端)はその姿が見えないほど厚い布(雲)をまとっていました。

 

当地では、新年になりましてから僅か1日間ほどしか雨が降っていません。流れでの水量がかなり減っています。たっぷりとした流れの奥に赤城山との構図はいつ頃に現れるでしょうか。

積乱雲が発達してできるかなとこ(金床)雲ではありませんが、山を包む雲はかなとこを想わせる形になりました。

 

画角を広げてみました。限りなく澄んだ青空のもとで雲を発生させている赤城山、わたくしにとっては印象的な風景でした。

 

13日午後、桐生市にて。

 

 



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