

2017春、いい映画を立て続けに観ちゃってます。
このライオンはあまりマークしていなかったのですが、今日たまたま時間が空いたので、
軽~い気持ちで観に行ったのでした。
超おすすめします。
インドで迷子になった5歳の少年が、オーストラリアに養子に行き、25年後にGoogle Earthで
実家を探す…
簡単に言えばそうなのですが、全然そんなもんじゃないです。
実話です。
本編の最後に、このタイトルの意味が明らかになります。
最後まで観ないと絶対わからないです…!
仲がとても良く、大好きなお兄ちゃんとはぐれ、停車中の回送列車で眠り込んでしまったサルーは、
1600キロも離れた見知らぬ土地へと運ばれてしまいます。
同じインド内でも言葉が全く違って通じず、大変な苦境に陥ります。
騙され、連れ去られそうになったり、苦労を重ねながらも強く生き、孤児の施設に入ることになります。
この幼少期のサルーが本当にかわいい


その施設での生活の中で、紹介されたオーストラリア人夫妻に引き取られ、養子となります。
養母役のニコール・キッドマンが素晴らしい

サルーと、のちにもう一人迎えた養子の息子を心から慈しみ愛して育てます。
メルボルンの大学に進み、恋人もでき、この上ない幸福にありながらも、心にぽっかり空いた25年の
空洞、幼い記憶の残像が日増しに彼を捕え、苦しめます。
サルーは恋人とも別れ、自室に引きこもり、ルーツを探すGoogleの旅を始めます…
以下、ネタバレですので観る予定の方は読まないで

本編の最後に、実際のサルー、養父母、実母、再会の写真や映像が流れるのですが、
もうそこで改めて大号泣です

養父母への愛、実母への愛、義兄弟への愛、全てが本当で、自分のこれまでの人生で育んできた
証なのだと気づく。
一つだけ、本当に悲しいことがありましたが、サルーはやっと前に踏み出せるでしょう、と
思わせてくれました。
たま~に急きょ部活が中止になって、思わぬ時間に帰宅する息子に、「え

帰ってきたの

