Rd.5 Rally de Portugal  day-3

2007-04-01 19:41:08 | WRC・ERC・Dakar Vol.1

         Rd.5 Rally de Portugal




      Leg1 SS2  

      No98  M・SILVA  Ford・FiestaST クラスN3

      昨日、 14:07.2  ベストタイムと表示されていたのが、 

      本日、 18:07.2  に修正されていました。

      ということで、ミッコがベストということです。

      あ~、よかった。




    





    Leg2 3日目  SS 152.92km / Total 412.78km

    前夜、雨となり、スタート時、小雨  気温12℃

    コンディションは、マッディで滑りやすい。

    路面状況も天候も予測が難しい状態。

    
    う~~ん、ラリーらしくなってきたぞ!

    
    3日目も午前にSS3本走りサービスを挟んで、
    午後3本、3本とも午前のリピート。
    ということは、タイヤはSS3本走らなければいけない。

    ドライバー全員が、Leg2が一番難しいと口を揃える。
    なんと、ローブは最も柔らかいタイヤをチョイス!  
    マーカスは少し堅いタイヤをチョイスしてのスタート。   
    さぁ~どんな展開になるのか?



   ◇SS8 30.69km  最長となるステージはウエット!
    
    21:36.5 
    ローブがベスト、マーカスが2秒遅れ、
    ペタやん、コースオフで10秒ロス、マシンは無傷で復帰。
    後金損、溝に落ちラジエーターが泥で詰まる。
    ヒート予防のセーブモードでパワー出ず、1:14.7遅れる。

    総合、ローブ、5.1秒差で2位グロンホルム、
    トップから54.2秒差でヒルボネン、その4.7秒差にペター。

    勝負は、1-2争いの2人と、3-4争いの2人になる。
 
   

   ◇SS9 24.88km  雨は止むが、水溜りも残る。

    14:59.9
    ローブがベスト、5.8秒差でマーカス、
    15.3秒差でミッコ、0.4秒差でペタやん。
 
    総合順位は変わらず
    ローブがグロンホルムに10.9秒と差を広げる。
    3位のヒルボネンはトップから1:09.5差、
    4位のペターは、3位に5秒差まで迫る1:14.8秒差、    
    5位のソルドは同じC4ながら、2:04.2秒差、
    調子の上がらない後金損は8位で4:21.0差。

   
   ◇SS10 20.89km 午前中最後のステージ

    11:40.5
    ローブがベスト、4.1秒差でマーカス、ミッコ、ペタやん、

    ここでスバルの後金損が転倒リタイヤ、
    5秒差まで迫ったペタやんは、ミッコに8秒先行され、
    13.3秒差に広がってしまった。
    元スバルのセカンドドライバーだったミッコに遅れる。
    4位をキープするも苦しんでいる。

    総合順位はかわらず
    ローブとグロンホルムとの差は15.0と徐々に広がる。
    3位にはトップから1:06.0差で、ヒルボネン、4位ペター。
    


    ローブが柔らかいタイヤで3連続ベストを出し午前終了、
    午後に向けて30分のサービスとなる。   
    ここでローブは、少し堅めのタイヤをチョイスする。

    
    路面ドライ 気温19℃ ダスティとなる。



   ◇SS11  SS8のリピート

    20:16.0
    ローブがベスト、1回目より1分20秒更新。
    セカンドのマーカスも1.7秒差と食らい付く。
    30km走って、この僅差である。スゴイ!
    3位がミッコ、タイヤ温存のペタやんが4秒遅れの4位。

    総合順位は変わらず
    ローブとグロンホルムとの差は16.7秒とまた広がる。
    3位ヒルボネンと4位ペターとの差も17.4秒と広がる。


   ◇SS12  SS9のリピート 

    14:35.0
    クリーンで堅い路面はタイヤの磨耗に厳しくなるも、
    ローブがベスト、セカンドはペター!
    しかし、10.1秒の大差、ミッコが1.6秒差、
    ここで痛恨のコースオフをしたのがマーカス、
    ローブから14.1秒遅れてしまう。

    総合順位はかわらず
    ローブが2位グロンホルムとの差を30.8秒とする。
    3位のヒルボネンと4位ペターの差は15.8秒。


   ◇SS13  SS10のリピート

    11:38.6
    もちろんローブがベスト!  6連発!
    セカンドベストのマーカスは9.7秒遅れ、
    サードベストのペターは11.3秒遅れ、

    総合順位は変わらず
    トップはローブ、2位のグロンホルムに40.5秒の大差。
    3位は、ヒルボネン、2位との差は、1:16.8秒
    4位は、ペター、3位との差は、13.0秒、
    トップとは2:10.3差ついている   
    5位のソルドは、トップから3:59.4差となってしまった。
    
    

    天候と路面状況、タイヤの磨耗具合が難しい状況で、
    シトロエンはいったいどんな情報を持っていたのだろうか?
    しかし、チームメイトのソルドも差がありすぎる。
    好調フォードも追いていかれる。
    若いヒルボネンはまだしも、ベテラン、マーカスまでも、、、

    単にローブのタイヤチョイスが当っただけではなく、
    チョイスの仕方=作戦と走り方が決まったというべきか?
    それにしても、恐るべしローブ、憎いぐらい強いぞ!
   
    マーカスも無理に2位のポイントを失うようなことは
    しないだろうから、波乱がなければ、ほとんど決まり。
    
    ペターは、3位に向けてプッシュあるのみ!
    ただ、正直、、、厳しそうだ。
    マシンの熟成が課題だが、どこまでやるか
    明日の走りを期待しよう。


    泥まみれになったかのようなリポートでした。


    「チャウ」           バイバイ!

    「アテッ アマンニャン」    また明日!