一昨日、6月8日(月)午後2時~4時
○○区教育委員会・教育相談実践講座の講師で出かけた。
参加者は、区内小・中学校の先生方15名程であった。
大学の先生でも臨床心理士でもない私であるが、長年、教育現場にいて教育相談の勉強をずっと続けてきたのと、現在スクールカウンセラーとして2区で4校の公立小学校に出かけている関係で毎年お声がかかるようだ。
今回のテーマは、「教育相談的視点を生かした学習指導」。
今回の講座でお伝えしたかったことは、
教師自身が、「指導の眼」から「理解・同行の眼」への変容である。
教職に長いこと従事し、現在もスクールカウンセラーとして先生方の授業をたくさん参観させていただいている。
中には、大変残念であるが、学級崩壊が引き金になって退職・職場替え等の先生方もいる。
そのような事例から、学級崩壊に直面する教師の共通的なタイプとして、指導意識がつよすぎで、児童をを一方的に叱ったり小言を繰り返す先生が多いい。
今回の講座では、少し乱暴であったが、「教師も、サービス業である」「その位の気持ちを持つ方が良いのでは」と話した。
クラスの中にどのような児童がいても、その児童や背後にいる保護者の方々に対して、納得してもらえるような教育をすることが、教師の専門性というものだろう。
児童を変容・成長させようとするなら、先ず、教師自身が変容・成長すること。
教師が、生涯学習の手本になること。
教育の充実は、この一道しかないことを話した。
教育相談の学びは、そのことを気づかせてくれる。
当日の配布資料は、くりのみ会のホームページでご覧になれます。
ブログランキングに参加しています。応援(クリック)お願いします。