午後、友人のUさんのお誘いで、東洋大学に出かけました。
Uさんは、私より少しだけ年長のお姉様。
熱心な聞法のお方で、いろいろ教えていただいています。
このUさん、本当にお元気な方でしたが、今年の初めの健診で胃癌が見つかりました。
初期とのことで、東大病院で手術をしました。
しかし、胃をひらいてみると、術前の予想と大違いで病状が進行。
胃の全摘をして、現在は抗がん剤で治療しています。
Uさんとは、二ヵ月に一回ぐらいのペースで、雑談の時間をもっています。
今回も、前回同様、東京大学赤門前で落ち合ってコーヒータイムの予定でしたが、
Uさんの提案で東洋大学に場所を移動。
仏教プロジェクトの発表会に出かけました。
東洋大学東洋学プロジェクト
東アジアにおける仏教の受容と変容 =智の解釈をめぐって=
研究発表は二本。
①モンゴル語訳大大蔵経の成立について
発表者:東洋大学大学院後期博士課程3年 オーダムさん
②中国仏教における般若説の展開について
発表者:金剛大学校仏教文化研究所HK教授 林 香奈さん
お二人ともお若い研究者。
オーダムさんは、日本語が流暢なモンゴルからの留学生。
私は、専門的に仏教のことを勉強したことがないので、十分に理解することはできませんでしたが、
若い研究者の真摯な発表の場にいられることは、若いエネルーギーがもらえる感じがしていいですね。
モンゴル仏教については全く知りませんが、
この機会に中国の仏教史について勉強してみようと思うものであります。
それしにても、東洋大学の施設は近代的ですねー。
最近の私立大学は、どこも素晴らしい環境に生まれかわりましてねー。
私などが大学生の頃は、学生運動が最高潮の時代。
大学構内に入るにも緊張感がありました。
そうそう、立て看板が林立していましたねー。
ヘルメット姿の学生がゴロゴロしていたもんです。
時代は変わりましたねー。