法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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「自然に任せる」 毎田周一師の言葉

2016年06月21日 20時20分52秒 | 毎田周一師の言葉

法兄・Hさんからの電話。

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Hさん:「NHKスペシャル(キラーストレス)という番組見ましたか? ストレス対策には(瞑想)が良いと言ってました。」

ボク:「いやー、見てません。最近は、TV嫌いです。NHK嫌いですから」

二人:(笑い)

ボク:「そうですか。(瞑想)ですか?(瞑想)の極致は道元さんの(只管打坐)(坐禅)でしょう。身と心のことは、仏教に学ぶのが一番ですよね。親鸞さんの、(只管念仏)も同じですよねー」

二人:(大笑い)

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人生の「四苦八苦」に直面されたのは世尊(お釈迦さま)です。
以来、2500年、仏法は伝承されてきました。
西洋科学を(下)に見るほど、ボクは学識も経験も力量もありませんが、
「身と心」のことは、
「仏道の歴史」が示すところが深く・広いとボクは思っています。
最近の日本人は、仏教・仏道をお葬式・法要の荘厳(添えもの)と思っている傾向が強いように感じています。
本当に、残念です。
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毎田周一師の言葉

◆「自然に任せる」といふことが、人生の極点だ。
 これが人間に与えられる、
 ぎりぎりの決着点の知恵だ。

◆それまでは人は何とか出来ると思っているものだ。
 それを思い上がりといふのだ。

◆自然に任せるとは、
 如来にお任せするといふこと、

 如来に預けてしまふことだ。
 如来、よしなに計らはせ給ふ、
 となることだ。
 これで始めて人がすっきりする。
 すっきりするとは、
 自力の妄念を払はれるといふことだ。