明日、3月11日。
東日本大震災から7年になります。
まだ、7万人以上の方々が、避難生活を送っているそうです。
芥川賞作家の柳美里さんは、福島県南相馬市に移住。
今年の4月には書店「フルハウス」を開店するそうです。
開店の思いを、次のように語っています。
「人間にとって必要なのは衣食住だけじゃない。
文化的なものや遊びの部分も大事です。
そんな地域の文化拠点になればいいな、と。
それからこの町には人が少なく、夕方を過ぎると通りは真っ暗。
学校帰りの高校生たちが電車や親の迎えを待っている間の居場所にもしたい。
おしゃべりをして、ただいるだけでもいいんです」
素晴らしい取り組みです。
美里さんは、東京オリンピックについても次のように語っていました。
「6年後、東京オリンピックの開会式を、
仮設住宅のテレビで観る人が一人でもいたら、
東京オリンピックは失敗だと、わたしは思います〉
(「創」14年6月号)
美里さんのご意見に同感。
東京オリンピック・パラリンピック開催の建設ラッシュのために、
東北から人材も資材も手薄になっている由。
東京オリンピック・パラリンピックは、
東日本大震災の復興の見通しが立った後に開催すべきでした。
本当に、政治が悪いですね!