法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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「くりのみ会」は、皆さんのオアシス

2022年04月16日 22時07分32秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

本日(16日)午前、カウンセリング研究会【くりのみ】親鸞コースでした。

学習会の流れは、以下の通り。

*『顕浄土真実教行証文類 総序』音読
*正信偈(草四句目下)
* 三淘念仏和讃・浄土和讃三首
*毎田周一訳『スッタ・ニパータ』音読
*『顕浄土真実教行証 信巻』音読
 テキストは、岩波文庫『教行信証』金子大栄校訂 168頁11行目~174頁1行目
*井戸端

広◇さんのお話。
「先日、母のご近所の90歳のご婦人を付き添って金沢・永平寺方面に出かけました。
母が元気の頃は、三人で旅行をしたのですが、
母が亡くなったので、今回は二人旅になってしまいました。
私は、母と離れて暮らしていました。
高齢の二人は、ご近所さんで親しい友だち。
母は、ゴミ出し等、いろいろお世話になっていたようです。
金沢からタクシーで永平寺に足を延ばしました。
話し好きの運転手さん。
車中の話題は、ロシアのウクライナ侵略と浄土真宗。
運転手さんも門徒さんで、話しが弾みました。
北陸の皆さんは、親鸞聖人よりも蓮如上人(蓮如さん)の方がお好きのようです。
母はお浄土からの同行してくれていると思います。
報恩の三人旅でした」

「ウクライナの皆さん、本当にお気の毒です。
身一つで隣国に避難をしています。
私が子どもの頃、
母から、寝るときには、衣類を風呂敷で包んで枕元に置くように教えられました。
小学生の頃はきちっと実行していましたが、
中学生の頃になると、
そのような習慣のない友だちにあわせてしまい母の教えもスルーになってしまいました。
昨今の戦争・地震等のことを考えると、
母の教えは、本当にありがたいです」

特別支援学級の和◇先生
「4月から、再任用で特別支援学級で担任をしています。
区内四校が担当です。各校の校長先生は、知り合いで後輩になります。
最近の校長先生は、教育委員会の指導のせいか、管理的な雰囲気が強いです。
私が若い頃お世話になった校長先生方は、
(先生は、人間として柔らかく・豊かに)
と、人間性を大事にしてくれました。
先日も、ある校長先生。
(先生間の打ち合わせは簡単・短時間で!
外から見えないようにカーテンを引きなさい!)と。
ある、若い先生などは、窮屈な空気感で毎日緊張の連続の感じでした。
(少し話さない!)と声をかけると、涙ポロポロ。
若い先生方の聞き役を大事にしようと思います」

◎写真:「現成公案」の書写は、毎回、学習会に早出の佐◇さんの作品です。

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