写真は、ご近所の本願寺派の寺院様の掲示板です。
仏教・お経と言いますと、昨今の皆さんの受け止めは、
*抹香臭い。
*自分には関係ありません。無宗教、無関心です。
*法事や葬儀の時だけ、接点があります。
*先祖の供養でお墓参りはしています。
etc
これでは、少しさみしいですよね。
仏教は、人間学
仏道は、人間道
あなた自身の、まなび・ならいの道です。
さて、今晩は、週一回の東京大谷声明学園でした。
休憩時間。
同級生のIさんとの座談。
Iさんのお嬢さんは臨床心理士です。
ボ ク:臨床心理士は、他者をサポートする大事なお仕事です。
仏教・お念仏の勉強を土台にすると良いですよね。
聴聞熱心なIさんと、お父さんと、仏教(お念仏)について語り合いますか?
Iさん:全く関心ありません。
何度か、聴聞に誘ったことはありますが・・・
臨床心理士の仕事と仏教は、別物の考えています。
ボ ク:勿体ないですね。
道元禅師は、「仏道をならふといふは 自己をならふなり」と教えています。
仏教は、人間(ヒト)についての智慧ですよね・・・。
Iさん:卒論を手伝った時のことを思い出しますが、
何か統計学のようなことをやっていましたよね。
ボ ク:半世紀前に、ボクがカウンセリングを勉強はじめた頃は、
カウンセリングと仏教を、人間学・人間道として(表・裏)の関係として教えてくれました。
昨今のカウンセラーや臨床心理士は、全く別領域としてとらえているのでしょうかね-。
Iさん:宗教関係者が臨床心理士・カウンセラーになるケースはありますが、
臨床心理士・カウンセラーから、仏教(念仏)の勉強をする若い人はほとんどいないでしょうね。
ボ ク:大学の臨床心理士・カウンセリング講座で、仏教(念仏道)を大事に
してもらいたいものです。
◎明晩、カウンセリング研究会【くりのみ】道元コースを開催です。