ボクが、初めて『歎異抄』に出会ったのは半世紀の前、
当時JR目白駅から徒歩10分程のところにあった(財)日本カウンセリングセンターでのこと。
世話人の関口和夫先生が『歎異抄入門』現代教養文庫を手渡してくれました。
東伊豆の片田舎から上京したての世間知らずの田舎者の若者。
親鸞さまも、唯円さまも、『歎異抄』も、
何のコトやら?の状況でした。
ただ、表紙の裏に「心の友 鈴木○○○君」と先生の署名入り。
暫くは、大事に机上に飾っていたような次第。
30歳代になった頃、高史明先生とのご縁をいただき、
先生の講演会の追っかけをしたり、
先生のご自宅で開催の学習会にも参加させてもらうようになり、
少しは、知識の積み重ねはできましたが、
「なむあみだぶ」がこぼれるのには程遠い輩でした。
後年、ボクがカウンセリング研究会【くりのみ】を主宰するようになり、
学習会のテキストとして使わせてもらうようになりましたが、
未熟の程は昔ながら。
現在も、毎週月曜日のzoom法音道場でご参加の皆さまとの学び合いを通して、
「なむあみだぶ」を称えてはいますが・・・
実は、『歎異抄』の学び方について、船頭役としては四苦八苦です。
ご参加の皆さんとの、「音読一道」で学習を進めた時節もありました。
また、実力不足は承知で、拙い解説をしたこともありました。
またまた、出版されている各師の口語訳・現代語訳・解説等々をお届けした時節もありました。
で、最近はといますと、
「念仏をとりて信じたてまつらんとも、またすてんとも、
面々のおんはからいなりと云々」(第二章)に従って、
ご参加のお一人お一人の“感受”を大事にしていただけるようにサポートしています。
具体的には、「歎異抄」本文&高橋源一郎本の「口語訳」を音読しての井戸端(エンカウンター)です。
でも、昔、教師をしていた習い性がでて、、
すぐに解説してしまう。
「待てない」わが身の未熟と向き合っている次第・・・
毎週月曜日 午前10時30分~11時が定例学習日
今年は、12/23(月)が最終日
新年は、1/6(月)からスタートします。
ぜひ、(覗き見)にお越しください。
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