昨日(20日)の朝日新聞夕刊で拾った、中村吉右衛門さんのことば。
「芸への真摯な態度、初日から千秋楽まで裏表のない気持ち。これらが初代播磨屋の姿勢。当たり前のことのようですが、難しいんです。」
貞心尼さんの歌
「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ」
貞心尼と良寛さんとの相聞歌は、インターネットでいろいろ見られます。
http://www2.tokai.or.jp/mm/teishin.html
五十嵐正美先生のことば
「教師のカウンセリングの学びは、日々の教育活動の裏打」
どちらも、「裏」が先ですね。
この頃は、「表」だけが注目される時代。
だからこそ、人間の在りようを考える時は、「裏」を大事にする眼差しが大切だと思う。
そんな考えを日頃から温めているので、吉右衛門さんのことばも、意味なく嬉しい。
話はとぶ。
「身心」「心身」
あなたは、どちらを使っていますか?
「裏表のに気持ち」、「裏」が先なのが嬉しいですね。
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