東京パラリンピック大会の「学校連携観戦プログラム」。
この、新型コロナウィルス・デルタ株の爆発的な感染拡大の中でも、
小池都知事は、
「より安心、安全な形にできるような準備を進めてまいります」と、
児童・生徒の動員の姿勢を崩していません。
一方、知事は、都議会本会議で、
「都立学校において都と県をまたぐ修学旅行などについては中止または延期」と表明しております。
この爆発的な感染拡大。
「緊急事態宣言」の延長のなか、
「不要不急の外出の禁止」「県またぎの移動を控える」との立場なのに、
児童・生徒の動員は納得できません。
(パラリンピックへの児童・生徒の動員)と(修学旅行の中止)。
整合性がとれていません。
19日の参院内閣委員会閉幕中審査では尾身茂会長が、
「(五輪開催時と比べ)今の感染状況はかなり悪い。
そういう中で考えていただければ、当然の結論になると思う」と、
児童・生徒の観戦に慎重な姿勢です。
都教委の会合でも、
五人の委員のうち四人が、「パラ参観をやるべきでない」との意見。
尾崎都医師会長は、
パラリンピックそのものに対して、
「このような感染状況では無理だと思う」と開催に疑問を表明です。
敵は、目に見えないウィルス。
「安心・安全の形」などは、小池都知事の妄想レベルと思います。
医療の専門家、有識者の意見に添うべきであります。
昔、教育現場にお世話になっていた経験で言うと、
区教委は、都教委の指示に「No」とは言えません。
学校長は、区教委の指示に「No」とは言えません。
教師は、学校長の指示に「No」とは言えません。
若い頃は、爺も元気があったので、校長とよく議論していました。(笑)
都知事の意向が本当に重要です。
マア、残念ながら、都知事は態度を変えないでしょう。
都民ができることは、気が遠くなりますが「投票」しかできません。
「投票」が本当に大事です。
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