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75歳の元広島・古葉監督「できることを精いっぱいやって」

2011年06月01日 23時39分22秒 | 日乗

今日の読売新聞朝刊・コラム「顔」は、プロ野球広島を初優勝に導いた名将・古葉竹識(こばたけし)監督が登場していた。
現在、75歳で東京国際大学の監督をされているそうだ。

31日に行われた東京新大学リーグで完全優勝でリーグ初制覇。
就任4年目で初めて全日本大学野球選手権に出場する。
健闘を祈りたい。

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110531/bbl11053119020009-n1.htm

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011053100743

孫のような選手に届けた言葉。

「できないことをやれとは言わない。できることを精いっぱいやって、悔いが残らないようにしよう」

「学生は勉強jが一番大事。4年間できちんと卒業して、社会の役に立てる人間に」

本物の言葉ですね。

先日、【くりのみ会】のホームページリンク集に登録させていただいた里村専精師のホームページの「話題」のコーナーに、古葉監督こ言葉に重なるフレーズがあったので転載させていただきます。

演歌に「人のやれないことをやれ」とあります。
が、これは考えものです。
人のやれることをきちんとやるのが正しいことです。
「人のやれないこと」をやるのは無理です。
嫌なヒロイズムがいつの間にか人々を支配しています。
人として人を深める、大切な事を忘れていないでしょうか。
ブッダは、人のやるべきことをやったのです。
それは本来的人間の極まりない学びです。
その第一は、人は歴史的存在(宿命智通)だということ。
そして第二に、人は全世界を反映している(天眼智通)ということ。
そしてその第三に、人は世を超えて学べ(漏尽智通)ということです。
これを三明と言いますが、人のやるべきことです。
世にあって、世に埋没するのではありません。
人の学びは、世にあって世を問い続けるのです。
そして、人として人を自ら深めて行くのです。

 

これから続く日本の若者に、正しい言葉を伝えている、野球道・仏道の先達の言葉の紹介でした。

 

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