法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

仏教を学ぶ時・・・

2011年04月05日 22時52分57秒 | 日乗

今日の朝日新聞一面の写真が目にとまった。

一人の禅僧が、被災地・雪の中で合掌している写真であります。
禅僧は、盛岡市の石禅寺の副住職小原宗鑑(28)さんの由。
2日に宮古市を出発し、野営しながら石巻市をめざした祈りを捧げる旅だそうです。

今回の大震災で、被災された方々に接した海外のメディアの方々が、東日本皆さんの笑顔(心の中は涙でしょう)&態度を高く称讃しているニュースが報道されています。

被災された東日本の方々は、日本人の中でも本当の日本の心をもった方々だと思います。

無知な私の考えですが、日本人の底流には仏教の教えが流れているのではないでしょうか!
残念なのは、そのことを避けているのか、教えられていないのか、意識していないのか…。

仏教を、法事やお葬式の荘厳手段に限定してしまったら、お釈迦様が泣いてしまいます。

お釈迦さまが説いたのは、生きるための智慧のように思います。

話しは飛びます。
阪神・淡路大震災の時からでしょうか!
「こころのケアー」ということがニュースになります。
ブログでは書ききれませんが、私はこの「こころのケアー」というのもストンと落ちません。

「縁を感じて、若いときから、生きることを通して、仏教を学ぶ!」

私は、(いま、このような時だから)、仏教をしっかっりと意識して学ぶ時だと感じています。

 

くりのみ会では、

『道元とカウンセリングコース』

『親鸞とカウンセリングコース』

を開催しています。


ご一緒に学びましょう!

 

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2 コメント

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Unknown (慈慧)
2011-04-06 17:52:54
このお坊さんの記事、うちの父も切り抜いて
スクラップしていました。
某産経新聞にも同じお坊さんの別の写真が
出ていました。
印象的な写真ですよね。

私も、程度の差こそあれ、
多くの日本人の心の奥底には、今でも
仏教や神道の教えが根底に流れているように
思います。

でも戦後教育が宗教アレルギーを引き起こし、
オウム真理教がそれを加速したという人も
いるようですね。
ある意味で残念なことのように思います。
返信する
日本文化を大事にしたい! (聞者くりのみ)
2011-04-06 20:38:27
そうですか!
同じお坊さんの写真が某産経新聞にも掲載されていましたか!

『武士道』の最初でしたか、新渡戸が日本の宗教を尋ねられた時、「武士道」と答えていましたね。
新渡戸はキリスト者ですから、まさか、仏道・神道とは答えられません。

日本には、「道」があるんですよね。

その中心は仏道・神道だと思いますが、きちっとそのことが言えないこの国在りよう様は、悲しいです。残念です。

明晩、しっかりと声明の勉強をしましょう。




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