昨日の夕方、有楽町の「丸の内ピカデリー1」で、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』を見てきました。
昨年末、封切りしたのは知っていましたが、青木新門著『納棺夫日記』を読んでいたので、それで十分と思っていた。
アカデミー賞をとったとのことで、お祝い気分で出かけた。
本木さんが長年温めた作品とのこと。
納棺夫の物語は、映画になりにくいと思っていたが、山形の自然を十分に生かし、脚本も工夫しているように思ったものだ。
もちろん主役の本木雅弘さん、脇を固める広末涼子・山崎努・余貴美子・吉行和子・笹野高史等、実力者揃いで、それぞれ適役ではある。
映画としてはまずまずと思うが、しかし、私が審査委員だったら支持しなかっただろう。
戦争疲れのアメリカ人が、日本の自然の美しさと納棺師といった物珍しさで、投票したのかな・・・と推測したくなるような作品である。
5段階評価をすると、3か4かな?
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私も、くりのみ先生と同様の意見です。
今日、集まりでそのように述べました。
(「納棺夫日記」もずいぶん以前に読みました。)
そして、私は映画は観ないことに決めています。
私も、アカデミー賞効果、野次馬で出かけました。
悪い映画では決してありません。
只、日本発でアカデミー賞を獲得する程の作品だとは思いませんでした。
月曜日の16時15分上映でしたが、良く入っていました。
この機会に、日本人が葬式佛教ではなく、今を生きるための佛教の視点で、お寺とも仲良くしてもらいたいものです。
というよりも、お寺さんが勉強してくれるといいですね。
お寺さんも、渡りの官僚に似て、既得権益の上にのっている事例が多いですよね。