ずっと気になっていることの一つに、「言葉の記号化」のことがあります。
言葉が事実・実態と乖離してということです。
数年前まで、スクールカウンセラーとして二つの区に出かけていました。
M区は、都心の区で財政的にも豊かな区です。
E区は、隣の県と隣接の区で、この頃は財政的に昔ほどの勢いはありません。
同じ東京の区で、その教育格差にはびっくりとしました。
一例をあげますと、
M区では、英語を教える外国人教師が講師として毎日勤務しています。
E区では、英語を教える外国人講師は、一週に一度の勤務です。
まあ、私は、小学校の英語教育については支持支持していませんので、M区が素晴らしい
というつもりはありません。
一つに実例です。
また、M区では、講師・介助員の配置もE区に比べて手厚いものがありました。
さて、本日のブログで取り上げたいのは、学校ホームページの件です。
M区では、いまでも各小学校ごとにそれぞれのスタイルで自由にホムページを更新しています。
ところが、E区では数年前から教育委員会主導で、区内小学校が同じスタイルの学校ホームページになってしまいました。
もう少し詳しくいうと、私は、E区の3小学校で学校ホムページにタッチしてきました。
その3校は、他の小学校が教育委員会主導の同一スタイルには従わないでずっと独自の路線を歩まれていました。
もちろん、その内容は、他校が真似のできない素晴らしいものでした。
ところが、この3校も、教育委員会主導のスタイルに移行したようです。
つまらないですね!
このような区教育委員会の姿勢では、「特色ある学校」等は、期待できそうにありません。
S小学校のI先生
S三小学校のS先生
ご苦労様でした。
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