法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「災難に逢う時節には」

2022年10月25日 23時57分11秒 | zoom法音道場

◆写真は、本日(25日)、我が家のベランダからの夕景。
 地平線と雲の隙間からの、線状になった夕陽。
 天気予報士が、何か名前を言っていましたが忘れてしまいました。(スミマセン)

◆火曜は《zoom法音道場》三帖和讃コース。 
 文京区のお寺の役僧さんも参加してくれ、
 『高僧和讃』龍樹讃 六首をうたいました。

楽談タイム(井戸端)は、良寛さん、和讃、歎異抄の三文を並べ、
「災難」の時節。各各の “佇まい” について語り合い。

*良寛さんの文
  災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
              死ぬ時節には、死ぬがよく候。
                        是はこれ災難をのがるる妙法にて候

*浄土和讃の文
  たとい大千世界に
    みてらん火をもすぎゆきて
    仏の御名をきくひとは
    ながく不退にかなうなり

*歎異抄の文
  地獄は一定すみかぞかし

◆◆今日の“楽談タイム”のまとめ◆◆
人間は、いつ災難に逢うかは不明です。予想できません。
かと言って、何もしないのも知恵がありませんし、
災難(災害)対策について、
ある程度・ある部分の準備はできますが、
完璧にはできません。

「日頃、念仏をしているので、私は大丈夫」
というのも、何か自己中心的です。

突然の災難(災害)に逢ったら、だれでも、アタフタと不安になるのが必定。
さて、・・・
とういうのが、本日の楽談タイムのテーマでした。

「皆さんは、どのように考えますか?」

本日の(仮りの答)え。
①時々、このテーマで井戸端をしましょう、と!
②お念仏が、(役にたつのか?たたないのか?)
 そのようなことは分かりようがありません。
 ただ、日々に、親鸞聖人のおすすめのお念仏を憶念しましょう、と!

ナムなむ南無


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