教育再生会議担当室長の義●氏が参院選に自由民主党から比例区で出馬するそうだ。
義●氏のことは、週刊誌の連載で読んだぐらいなのでとやかくいうことはできない。
ただ、教育再生会議のメンバーの選出には、大変疑問である。
今回の再生会議は、我が国の公教育の今後を左右するものであると認識する。
そのメンバー、教育現場のことをきちっと発言する人材がいないように思う。
義●氏が、「ヤンキー先生」とよばれ、それなりの実績をあげられてきたことはその通りであろう。しかし、公立学校の現状についてきちっと発言できるかどうかは疑問である。
もうお一人の教育界からの代表も、百マス計算で有名になったお方です。
お二人のことについてのコメントは差し控えますが、お上の方は、メディアに名前の売れているお方がお好きのようである。
全国各地には、教育現場でしっかりと教育にあたっている先生方は大勢いるであろう。
その中から、日本の教育をしっかり考えられる方をメンバーに加えてもらいたい者である。
私としては、マスコミで名前がうれて、再生会議の室長をやって、参議院の候補になるような歩みの方は、あまり好きになれない。
最澄さんのことば。
「一隅を照らす、此れ則ち国宝なり 」
いまの我が国のリーダー達は、この言葉が分かっていない。
教育界だけでなく、戦後の我が国は、現場の意見を抹殺して、「金を儲けてなぜ悪い」といった言葉に代表されるような自己中心の国・自分勝手な国になりさがってしまった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます