法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

倶舎論

2007年11月14日 11時37分19秒 | 日乗

夜学・仏教学では、9月から『倶舎論』を教えていただいている。

『倶舎論』は、ヴァスバンドウ(世親)が小乗時代に書いた主著『阿毘達磨倶舎論』で、「存在の蔵」に対する注釈という意味だそうだ。

「唯識3年 倶舎8年」という言葉もあるらしいいが、正直のところこれまでの生活にない言葉も多く授業から落ちこぼれ状態であるが、内容的には面白そうである。

ただ、勉強しようにも現状では参考書もなかなか手に入らない状況であるが、大きな図書館や大学図書に出かけて、勉強しようと思っている。

現在は、全くの落ちこぼれてしまっている。

まあ、ゼロからの出発といったところ。

 

 

 


11月「坐禅とカウンセリングコース」のご案内

2007年11月13日 23時09分01秒 | 日乗

今週の金曜日、11月16日(金)、11月の「坐禅とカウンセリングコース」が開催されます。

気楽な学習会ですの、是非お出かけください。

詳細は、下記をご覧ください。

http://www.bb.isas.ne.jp/kurinomi/kaiho/2007/2007.11%20no146.files/2007.11%20no146.htm


遠足

2007年11月13日 23時04分30秒 | 日乗

9月からお世話になっている○○幼稚園の付き添いで遠足に出かけた。

好天に恵まれ、楽しい遠足であった。
まさか、退職して幼稚園児と一緒に、遠足に出かけられるとは予想だにしない出来事である。

行き先は、江東区にある下水道局水再生センターおひさま広場園。
ネイチャーリーダーの皆さんの案内で、秋の自然を楽しんだ。

園児達も、ドングリをたくさん拾って満足そうであった。

写真は、紅葉に感動する園児達。


区教育相談研修【基礎講座】

2007年11月12日 23時16分29秒 | 日乗

午後1時30分~4時、区教育相談研修【基礎講座】の講師をさせていただいた。

私のような一教師で退職した者を、講師でお呼びいただいた区教委指導室の先生方に感謝をしたい。

今日の研修会は、私が再任用でお世話になったO小学校の同僚のSH先生の理科の授業を見せていただき、その後に、協議会をもった。

SH先生の授業は、3年生の理科で、単元名「明かりをつけよう」であった。

本時の目標は、「物には電気を通す物と通さない物があるのではないかということを問題としてとらえ、解決するための方法を考え、実行する」である。

日頃のSH先生の学級経営に裏付けられて、子ども達は自由に楽しそうに、そして集中して授業を展開してくれた。

参観の先生方も、感動していた。

協議会で、理科の研究を深めているSH先生のお話では、子ども達の「仮説」→「確証をもつ」「反証をもつ」を大事にしているとのことであった。

「確証」「反証」をする際には、「間違い」は全く問題にしていないそうだ。学習のプロセスを大事に尊重しているのだろう。

カウンセリングのレスポンス・共感的理解も、SH先生のお話と重なるように感じた。

カウンセリングでは、クライエントの語るところを、カウンセラーは「仮説」として受けとめ、受けとめたところを、「私(カウンセラー)は、このように(仮説)に受けとめたのですが・・・それでよろしいでしょうか?」とクライエントにレスポンスをする。

理科は、科学であるので「確証」「反証」になるが、カウンセリングは、クライエントの心を理解するところにあるので、「たしかめ」という言葉になる。

SH先生のお話から、先生が理科が好きで、理科の究められている熱意を、参加の先生方が感じてくれたようで、私も大変嬉しかった。

私の「教育相談」の話は、話したいことが多すぎ・整理が足りなくて、欲をかきすぎてとりとめの話になってしまった。

 


明日・・・

2007年11月11日 23時10分56秒 | 日乗

明日、区・学校教育相談研修会【基礎講座】の講師として出かける。
テーマは、「授業改善と教育相談」

このテーマでの講師は、3回になる。

前2回は、私の授業を見てもらって、その後、講師としての役割を果たしてきた。

今回は、退職したので、自分で授業はできない。
そこで、再任用でお世話になった□□小学校のS・H先生に授業の公開をお願いした。

S・H先生とのお付き合いは1年だが、子どもに向かう姿勢・研究に対する熱意には感動させられた。

今回の研修会の参加の先生方は、30名ぐらいとのことだが、S・H先生の授業を見てもらうだけでも良いように思う。ぜひ、参加の先生方が、S・H先生の授業から学んでもらいたいと思う。

私としては、その後、恩師・五十嵐先生に教えていただいた「教育相談の取り組み」と、ささやかではあるが、「自分の実践の姿」をお話させていただこうと思う。

参加の若い先生方の中から、一人でも、教育相談に興味・関心をもってくれる方が生まれたら本当に嬉しいことである。

 


【くりのみ会】教育とカウンセリングコース

2007年11月10日 23時29分09秒 | 日乗

本日、午前10時~12時、【くりのみ会】教育とカウンセリングコースでした。
6名の方々で、学習を進めました。

学習会の後半は、
『こんなとき私はどうしたか』 中井久夫著 医学書院

の中にある「精神保健いろは歌留多」の中から、各自が一つ選んでコメントを紹介しあいました。

メンバーが選んだ歌留多はつぎのようなものです。

「い」一日は一日の値打ち 一年は一年の値打ち

「は」母とはさみは使いよう

「つ」つらいときにも動物園

「か」からだの感じを大事にしよう

「や」山場は 長くて四十日

「ひ」ひとのせいにすると世界が敵に見えてくる

 


ビル火災

2007年11月09日 22時26分57秒 | 日乗

先程、夜学から帰宅した。

テレビのニュースで、港区のビル火災で東京消防庁の隊員が、最上階の居住者3名の救出のげんばの映像を見た。
ヘリコプターで、お二人のご婦人救出され、一人の男性が消防隊員に付き添われて歩いて救助された。

燃えさかる隊員の方々には、本当に頭が下がった。

このように、命がけの仕事をしている現場の皆さんには、給料をたくさん差し上げ優遇するべきだと思う。

ここから先は、私の放言になってしますが、二世・三世の国会議員の定員削減をしてその分の給料を、命がけの仕事をしている現場の皆さんに差し上げてもらいたいものだ。


仏教PR「ボーズコレクション」

2007年11月08日 23時48分31秒 | 日乗

夜学の若い仲間から、新聞の切り抜きをいただいた。

12月15日(土) 築地本願寺で宗派の垣根を越えたイベント「虹を翔るお坊さん 2007東京ボーズコレクション」が開催されるそうだ。

宗派ごとに特徴のある袈裟や衣の披露の他、参加者と一緒に世界平和を願う法要を営むそうだ。

寺離れ仏教離れが進む現代の日本であるが、宗派にとらわれないで人類の智慧として、日本文化の土台として、仏教の勉強をしてもらいたいと思う。


引っ張りだして・・・

2007年11月07日 23時25分17秒 | 日乗

4月から、夜学で仏道の勉強をはじめた。

いろいろ教えていただいているわけだが、なかなか思うように勉強は進まない。
この数週間は、以前読んだことのある一冊を書棚からとりだして読んでいる。

『お経の話』 渡辺照宏著 岩波新書

本書によると、平安期末頃までの読書人は漢文の“大蔵経”をどんどん読んで心の糧にしていたそうだ。

また、明治・大正期にも“大蔵経”を愛読する知識人がいたそうだが、一般にはずいぶん遠い存在になってしまったそうだ。私も、、漢文が全く出来ないが、何とかこれから“大蔵経”に挑戦しようと密かに思っている。

戦後の教育は、古典を大事にしてこなかったが、本当に残念なことだと思う。

 


11月の学習会案内

2007年11月06日 11時50分49秒 | 日乗

11月の定例学習会は、下記の通りです。

◆教育とカウンセリングコース
 11月10日(土) 午前10時~11時50分

◆坐禅とカウンセリングコース
 11月16日(金) 午後6時30分~8時30分

会場は、どちらも都営地下鉄新宿線・船堀駅前 「タワーホール船堀」

 

学習会の詳細は、下記でご覧ください。

http://www.bb.isas.ne.jp/kurinomi/