午後、八重洲ブックセンターに出かける。
親鸞聖人のお弟子さんの二十四輩のことを調べ始めたので、
群馬県の地図を購入が目的。
最近は、大型書店も多くなり、
また、アマゾンでの購入も多くなったので、
以前に比べると立ち寄ることが少なくなった。
八重洲ブックセンターの良さは、
本の品揃えの良さ。
特に、仏教書コーナーは充実していると思う。
さて、最近は、仏教書の出版が多いようだ。
“仏教ブーム”ということを聞く。
団塊の世代の人々が、仏教に関心を寄せているのだろう。
仏教書コーナーに、坐禅用の坐蒲も展示してあった。
購入される方が多いのだろう。
さて、仏教書を読まれる方々が多いのは宜しいことであろうが、
できたら、「坐禅をする」、「念仏をする」ことを眼目としてもらいたい。
《くりのみ会》は、
ご参加の皆さんと一緒に、
坐禅・念仏の実践道場であるところが嬉しい。
カウンセリング研究会《くりのみ》
8月の「親鸞とカウンセリングコース」のご案内です。
◆日時 8月25日(金)午前10時~12時
◆開場 タワーホール船堀 306会議室
◆内容 『嘆仏偈』読誦
『教行信証・総序』音読
『正信偈』草四句下げ
井戸端(語りあい)
『教行信証 信巻』音読&語りあい
《くりのみ会》は、発会25年目になる、
どなたでも参加出来る“オアシス”です。
親鸞さまの教へをならい、
各自の(立ち処)を豊かに・柔軟にすることが眼目です。
我が家のベランダからの夕景です。
明日も、涼しくなるような予感。(笑)
◆《カウンセリング研究会・くりのみ》の学習会の、
1月迄のスケジュールを更新しました。
◆また、久々に、【落穂拾い】も更新しました。
どちらも《くりのみ会》ホームページ からどうぞ!
昨日に引き続いて、
スタジオジブリの代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫さんの書です。
行方不明だった藤本理稀ちゃんを見つけた、
78歳のスーパーボランティアの尾畑春夫さんのニュースが、
日本中を包んでくれました。
日本には、まだまだこのようなお方がおられるのでしょうね。
TVは、尾畑さんをしっかりと追いかけているようですが、
ボク的にはそっとしてあげるのが宜しいと思うのですが、
マア、これ程有名になってしまうと、
ご本人も集中してボランティアに取り組めないのではと心配になります。
鈴木敏夫さんの書に接し、尾畑さんのことを想い、
親鸞さんの和讃をうたわせてもらいました。
自利利他円満して
帰命方便巧荘厳
こころもことばもたえたれば
不可思議尊を帰命せよ
南無阿弥陀仏 なむあみだぶつ ナムアミダブツ
《鈴木敏夫さんの作品です》
お盆の読書は、スタジオジブリの鈴木敏夫さんの二冊。
『人生は単なる空騒ぎ 言葉の魔法』角川書店
『禅とジブリ』淡交社
後者の『禅とジブリ』は、鈴木さんと臨済宗の三人の禅僧との対談集。
世田谷区の龍雲寺住職の細川晋輔師が、
「忘筌」という言葉を次のように解説してくれています。
筌とは魚を獲る道具のことで、
「魚を得たら、その道具のことは忘れなさい」という意味です。
お釈迦さまの言葉を借りると、
河を渡るときは、筏、すなわち仏教の教えを使ってください。
でも陸に上がって山に登るなら、
河をわたしてくれた仏教の教えはどこかに捨てていきなさい、
というのが「忘筌」。
「忘筌」の言葉知りませんでした。
冷や汗(笑)
Web調べでは、
京都・大徳寺・塔頭(たっちゅう)孤篷庵(こほうあん)の客殿(本堂)に造り込まれた座敷。
会期を延長した第196回国会の最終日(7月20日)。
立憲民主党代表の枝野幸男議員による、
安倍内閣不信任案決議の趣旨弁明演説が緊急出版されていました。
数枚のレジュメで、2時間43分の長い大演説。
衆議院最長記録だったようです。
先日、アマゾンから送付してもらい読み終えたところです。
ボクは、立憲民主党の支持者というモノではありませんよ。(笑)
是々非々です。
マア、「優柔不断の独り党」かな!
ただ、ボクは、ハナから安倍首相を信用していません。
ボクは、カウンセラーですから、言葉に注目する癖があります。
首相の言葉・スローガン。
ウソが透けて見えるたのです。今も変わりません。
また、首相の政策の目線がいけません。
国民生活に向いていません。
財界とトランプとお友だち目線でしょうか!
ですから、個人的には、
一刻も早く責任をとって退陣してもらいたいと思っているモノです。
政治向きのことは面々が決めることです。
ぜひ、皆さんも、おひとりお一人が発信してください。
さて、自民党総裁選。
安倍首相が、ほとんどの派閥の協力を得て、
国会議員票は圧倒的に首相有利の由。
モリカケ問題、議事録改ざん、強行採決、日報隠し、のり弁の資料etc
とんでもない政権に対して賛同する自民党国会議員。
先週までTVで大騒ぎしていたボクシング連盟とそっくり重なる図式。
自民党国会議員には、自浄能力を発揮してもらいたいものですが!
地方議員・党員・党友の皆さんの「良識」を期待しているのですが・・・
石破さんは、安倍首相との公開討論を求めています。
その通りです。
ガチンコのディベートを、国民の前で展開してもらいたいものです。
八月や 六日九日 十五日
本日は、終戦・敗戦記念日でした。
12時、ボクも自宅にて1分間黙祷をさせていただきました。
今上陛下は、最後の戦没者追悼式になります。
今年も、陛下は、国民や諸外国の皆さんに響く「深い反省」を表明されました。
一方、安倍首相は、今年も「加害と反省」の言葉を盛り込みません。
この態度は、六年連続の由。
首相のこの態度は、
未来志向を強調し、次世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせない」との思いのようですが、
ボクは、その考えは誤りだと考えます。
国のリーダーの資格を欠いています。
親鸞さまの教へに従えば、
「罪悪深重の身」の自覚が大事ですがね…
さて、トップの俳句ですが、
ずっと永六輔さんの作品だと思っていましたが、ボクの間違いでした。
2014年頃に、永さんがラジオや新聞で紹介して
広く知られるようになったそうですが、
どうも、作者は永さんでなく、
諌見勝典さんというお医者さんのようです。
もう少し調べて報告します。
さて、今上陛下は、
6月23日 沖縄戦終結の日 慰霊の日
8月 6日 広島原爆記念日
8月 9日 長崎原爆記念日
8月15日 終戦・敗戦記念日
を、特に大事にされてきたそうです。
このお心を、お若い方々にも引きついてもらいたいものです。
東京・熟柿庵は、
都立竹早高校の近くにある仏教道場です。
庵主さんは、武田智亮さん。
以前、毎月一回開催されている「歎異抄」学習会に参加していましたが、
この頃は、ボクの仕事の都合でご無沙汰をしています。
熟柿庵は、
仏教を羅針盤にした集いで、
参加者の本音の語りあいを大事にしています。
「熟柿庵」の由来
十九世紀の禅僧、良寛さんの「法華讃」の中の
『熟柿 従来 熟柿を弔う』という文言に由来します。
年老いた柿がとなりの年老いた柿に対して、
その柿の人生すべてを見通して、
精一杯の想いで悲しみや喜びを分かち合う(弔う)。
人間も、互いに批判しあうのではなく、
ともに心や気持ちが分かち合えたらどんなに素敵だろうと思います。
“ 熟柿 ”という言葉に、「 慈悲 」という想いを込めました。
(熟柿庵ブログより)
今日は、一日、自宅で閑居。
古いノートの整理をしながら過ごしました。
次の俳句を、メモしておりました。
いちまいの 皮の包める 熟柿かな
野見山朱鳥(アスカ) (1917ー1970)
昼前に、町田市まで、O家のお盆参りに出かけました。
奥さん、長女家族、親戚の方々とご一緒に
「同朋奉賛」をお勤めさせてもらいました。
若いお爺ちゃんが亡くなった頃は、お孫達も赤ちゃんでしたが、
幼稚園・小学校に通うように成長しました。
平仮名が読めるようになり「正信偈」も一緒にできます。
仏法が、このように伝持される法座に感謝です。
帰路、3時ごろ。
ゲリラ豪雨の中を中央高速を走って帰宅。
里村専精師の「浄土真宗にようこそ」No92をお届けします。
私たちの世界は、物質に優先された数千年の歴史に閉じこめられています。
欧米の合理主義が、力の時代を形成して酷い数世紀が経過しています。
なのに物質も含めて、存在の意味というものが、
どうしてまともに見つめられないのでしょうか。
物質を利用してというのは許されますが、今では物質とその力に隷属しています。
利用しているつもりが、実際には逆に奴隷にされているもののようです。
物の時代に生きると、人は自分をも物として認識します。
「なお睡眠し懶堕なれども二十九有にいたらず」と龍樹は言いました。
仏道に学ぶ者は、意識を超えた真実(真如)を忘れないのです。
「回心ということただ一度あるべし」と言われますが、
一度の学びは、終世途切れることはないのです。
理念や分別の価値判断を超えて、真如に相応する大道をこそ、
人は尋ねているのではないでしょうか。
物質とは違って、私たちは明らかに生命として生きています。
生命は物ではありません。
瞬間もゆるがせにしないで、生命をたどり続けるものなのですから。
尊い存在が、誰にでも物質を超えて与えられているのですから。
《学習会のご案内》
◇カウンセリング研究会【くりのみ】 *タワーホール船堀
*道元とカウンセリングコース(毎月一回 最後の金曜日・夜)
*親鸞とカウンセリングコース(毎月一回 最後の土曜日・午前)
◇「歎異抄」うたと語り合い in 願海庵(毎週水曜日・夜)
*本郷三丁目「願海庵」
◇(願海庵)やさしい仏教塾(毎月一回 最初の金曜日・夕)
*本郷三丁目「願海庵」
具体的な日程はコチラから。
↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
《声明カウンセラー・釋真聴》は、
お仲間の皆さまとご一緒に、
『教行信証』『歎異抄』『正法眼蔵』の音読&『親鸞和讃』をうたっています。
また、ご参加の皆さんによる井戸端(語り合い)を大事にしています。
ご同行の皆さんのご参加をお待ちしています。