只今、zoom法音道場が終わりました。
*お念仏
*『歎異抄 11章』音読
*井戸端(語りあい)
30分の(朋朋タイム)です。
11章の音読の後、今東光師の口語訳を読んで、
親鸞さんのお手紙『末灯抄11』を紹介。
一念をはなれたる信の一念もなし。そのゆゑは、行と申すは、本願の名号をひとこゑとなへて往生すと申すことをききて、ひとこゑをもとなへ、もしは十念をもせんは行なり。この御ちかひをききて、疑ふこころのすこしもなきを信の一念と申せば、信と行とふたつときけども、行をひとこゑするとききて疑はねば、行をはなれたる信はなしとききて候ふ。また、信はなれたる行なしとおぼしめすべし。
これみな弥陀の御ちかひと申すことをこころうべし。行と信とは御ちかひを申すなり。あなかしこ、あなかしこ。
いのち候はば、かならずかならずのぼらせたまふべし。
五月二十八日 (花押)
善信房御房 御返事
専信坊、京ちかくなられて候ふこそ、たのもしうおぼえ候へ。
また、御こころざしの銭三百文、たしかにたしかにかしこまりてたまはりて候ふ。
[建長八歳丙辰五月二十八日親鸞聖人御返事」
井戸端は、昨日に続いて、「ベートーヴェンと親鸞」の話題。
話題提供者の小林さんに、素直な実感を書いてくれるように、皆さんからの依頼。
また、(自然法爾)に関連して、
岩本さんが、以前読んだ本から、あるドクターの言葉を紹介してくれました。
「なおすことは なおさないこと」