郷ひろみの「紐育(ニューヨーク)日記」読んだ。暮れの紅白歌合戦に出てたの視て、若いなあ~と思ったが、年明け早々、ブックオフに行ったら、偶然この本を発見し、即購入。1987~89年に週刊朝日に連載されていたエッセイを文庫本化したもの。
当時、筆者はニューヨーク(以下、NY)に住んでいたのでNYのショービジネスの話やアメリカの文化の話、さらにアメリカからみた日本の芸能界から経済、政治に至るまで幅広く自論を解いている。20年以上も前に書かれた本だけど、文化はそう簡単に変わるものではなく、古くささは感じられない。
郷さんが20才の時に初めてNYを訪れた時の「年に一度はトレーニングを受けたい。そうすることが、この仕事をするうえで大事なファクターに違いないと」と決意。そして実行。1回目の結婚とともに住居の舞台をNYに移してしまった。この実行力は凄いよ。
この気持ちの強さがあったからこそ、多少の浮き沈みはあったものの、芸能界で40年間、第一線で活躍することができたんじゃないかな?
しっかりとした仕事、人生のビジョンがあったからこそ、厳しい世界で行き残ることができ、「あの人は今?」的な番組にも無縁。最近は3度目の結婚に向け、GO、GOというウワサ話も。この人なら年の差婚も何の違和感ないな。
森鴎外の舞姫の映画でかなりの場面でドイツ語を使うが吹き替えなしでやったエピソードにはただ、ただ尊敬。昔、ニューヨーク・マラソンに出て、3時間50分台で完走したって聞いた時、この人、ただのアイドル出身の歌手じゃないなあと思ったけど、想像以上の人物だ。
表紙は本人のイラストの似顔絵と摩天楼
この本で1回目の結婚生活のエピソードも書かれており、当時の義理の父、二谷英明さんの話も少し出てくる。最近、名前聞かないけど、どうしてるのかなあ?と思ったら、読み終わった日に訃報が。去年11月の野球を観戦する会の飲み会時に日本シリーズの話になって元近鉄監督の西本さんどうしてるかなと思ったら、その日、自宅に帰ってから訃報を聞いた。虫の知らせってあるんだね。
昨日、会社帰りに千代田区立スポーツセンターに寄った。4キロランと42.5キロ×5回×2セット。初回に比べ7.5キロ増量。7~8回はいける感じはあるけど10回は厳しい。次回は40キロ×10回でやってみよう。