百瀬しのぶの「刑事定年」読んだ。
刑事だった猪瀬直也は定年退職。刑事時代は家庭より捜査で家庭はほとんど母子家庭状態。定年後は再就職も難しく暇を持て余す日々。一方、妻の早季子はボランティアに友達とのランチなどで多忙の日々。娘の真紀は30の大台を目前に結婚に焦る日々。刑事時代は人情刑事で定年直前にお情けで警部に昇格。この小説の主人公のモデルになった人物もおそらくそうだったと思うが、刑事の仕事というのは事件によっては1カ月ぐらい家を空けることもあるって聞いたことある。最近は検挙率が低いと言われるし、刑事という職業も大変やな。テレビドラマのように格好よくいかず、地道な仕事だ。
少し重たい感じのイメージを想像してたけど、軽い感じの作品だ。通常読む文庫本より文字が大きく217ページなんで中編小説。柴田恭平の主演でBS朝日開局10周年記念番組としてドラマ化されたらしい。でもちょっとイメージが違うような気がする。イメージとしては小林稔持だけど。
ドラマでは奥さん役がおそらく浅田美代子。高畑淳子のがイメージあるけど。
昨夜は今年初の茗荷谷でのタンゴレッスン。先生2人含め7名のレッスン。暮れの練習の復習。3週間空いたらすっかり忘れてしまってた。日曜日の夜、情熱大陸、視てたら寝たの午前様で寝不足気味で集中力欠いた・・・。反省。
今朝は始発出社。1、2日ぐらいなら4時間睡眠でも大丈夫だけど、朝の寒さは堪えるね。朝4時半に駅のホームに立つ時はさすがに辛かった。気温は多分1~2℃。寝不足、極寒、雪が降っていれば映画「八甲田山」(古いねえ~)状態になるところだった。
ああ春まだ遠し・・・。