レッツゴー!花輪ジロー!

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世界の終わり、あるいは始まり~歌野晶午

2012-03-17 | Book

歌野昌午の 「世界の終わり、 あるいは始まり」読んだ。

埼玉県のI市を舞台にした少年犯罪をテーマにした犯罪ミステリー小説。以前、この人の小説で「葉桜の季節に君を思うということ」を読んで面白かったので借りた次第。

主人公は都内の食品加工会社に勤める富樫修と彼の家族。妻・秀美と小学6年の息子・雄介、小学1年の娘菜穂と平凡に暮らすサラリーマンだが、息子の友人の誘拐殺人事件をきっかけに平穏な生活が一変。4人の小学生が連続して誘拐、殺害されるが、殺された小学生の親の名刺が息子の机の引き出しから発見される。ここから家族は崩壊へと向かう。

この作品は長編だが、後半は複数の結論が交錯し、主人公の空想も入るから、ちょっとややこしい。いったん死んだ人間がなんで生きてるの?と矛盾を感じながら読んだが、複数の結論が交錯する書き方らしい。

周囲で犯罪に巻き込まれたり、犯したりする人間がいると、生活、または人生が一変する危険がある。未成年の子供を持つ親がこの小説を読むと、考えさせられるのを通り越して恐怖や。誰しも犯罪に巻き込まれる可能性がある時代だし、危ない人、モノには近付かず、怪しい話には乗らないこと。実際に前例は聞いたことがないけど、小学生が拳銃を使って犯罪か・・・。アメリカ並みの犯罪社会になってきたということだな。


515頁の長編作だが、わりとすんなりと読める。前半から中盤が怖い!

 

昨夜は仕事を終えた後、代々木のエフェクト・タンゴへ。朝7時前から6時過ぎまで働いて、ちょっとお疲れだったけど、8時過ぎにミロンガから参加し2時間ほど踊って帰宅。

新しいアルゼンチン人のダンサーが登場。若い頃のディカプリオを細身にした感じでイケメン。あれはヤバイでえ。4月にあと2人来日するとのこと。2人とも男性らしい。ガックリ・・・。

 

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