小路幸也の「ダウンタウン」読んだ。この人の作品を読むのは「荻窪シェアハウス小助川」に次いで二作品目。荻窪シェアハウス小助川はタイトルからわかるように荻窪にあるタウンハウスが舞台だが、ダウンタウンは1977年4月から79年3月までの北海道・旭川が舞台(札幌かな?)。
主人公はピアノが好きな高校生の森省吾。省吾はクラスメートの孝生と音楽活動に熱中しながらも進路のことや両親のについて考える日々。そんな省吾が心の寄り処とするのが街の喫茶店のぶろっく。高校生の客は省吾のみ。ぶろっくに集う人は店のスタッフからお客さんまで実に多彩で省吾は彼女たちを慕う。クラブのホステス、女医など個性的な女性が多いな。時代と土地は違うが、荻窪シェアハウス小助川に似たところはあるな。79年3月、省吾は高校を卒業して北海道から旅立つ。これからの季節にあう作品じゃないかな。モデルとなった人がいるなら今は50代半ば。今、どうしてるんだろう。
1970年代、つまり昭和の時代の北国の喫茶店が舞台。
昨日は仕事を終えてから1時間ラン。今年の走行距離は201キロ。1月中に200キロ超え目標だったけど、1カ月遅れで達成。飲み会続きだったせいか、また63キロ台半ばにリバウンド。