レッツゴー!花輪ジロー!

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離れ折鶴~黒川博之

2020-09-03 | Book

黒川博之の「離れ折鶴」読んだ。この作家の作品を読むのは「後妻業」、「果鋭」に次いで3冊目。表紙が紅色のバックに芸者とあって時代小説か、京都を舞台にした作品を感じさせるが、後者である。京都の美術、骨董業界を舞台にした小説。読んでいる途中で気が付いたが、6つのストーリーからなる短編小説。最後の方で話がつながってくるのかと思いながら読んだが、それぞれのストーリーで構成。

骨董の世界はよく知らないが、いろいろとからくりがあるようだ。所詮、適正価格はあってないようなもの?中盤のストーリーは漠然と読み流した感じだが、5番目のスートリーの「老末ぼっくり」と6番目のストーリー「紫金末」は、色とカネ、犯罪が絡む、黒川作品の真骨頂。


後妻業、果鋭ほどテンポ良く読めた感じはなかった。短編小説はストーリーごとに評価の差が出る。


昨日は仕事を終えてから近所を70分ラン。今年の走行距離は2,047キロ。昼間、雨が降ったせいか、滅茶苦茶、蒸し暑かった。

昨日のマリーンズ、4対2で敗戦。3連敗。ここにきて去年までのマリーンズに逆戻り。昨日の試合もエラーが得点に絡み、七回裏の満塁で逆転のチャンスで角中が見逃し三振・・・。八回には東妻が押し出し連発。3試合で3点しか取れていない。このままズルズルと後退するか踏ん張りどころ。