中野順一の「セカンド・サイト」を読んだ。第20回サントリーミステリー大賞受賞作品。新宿歌舞伎町のキャバクラが舞台のミステリー小説。
主人公はキャバクラのボーイのタクト。店のナンバーワンキャバ嬢のエリカが殺害され、タクトが事件に関わり探偵さながらの活躍。キャバクラ業界の舞台裏を描いた作品とも言える。15年以上、前に書かれた作品だが、さほど古さは感じない。適度にエンターテインメント性もあり、テンポ良く読めた。
著者は出版社勤めをしながら、この作品を執筆し、サントリーミステリー大賞に応募。見事、サントリーミステリー大賞を受賞後、何冊か別の作品も発表している。サラリーマン作家。文才があり、好きなこととはいえ、二足のわらじを履くことはなかんかできることではない。
文庫本で366ページの長編作。煌びやかなキャバクラの世界の一端を知ることができる。
昨日は朝から雨模様。ジムもオフのため、ノーランデー。仕事を終えてから先週に続き、クリニックに行って、左足の甲の診察受けてきた。腫れは少し残っているが、痛みはない。抗生物質の錠剤は飲む必要はなく、塗り薬のみで自然に治るらしい。先週、木曜日は靴を履くのがつらいぐらい腫れてどうなるかと思ったけど、良かった～。
昨日のマリーンズ、大阪でオリックス戦、第２戦。珍しく序盤から大量点を奪って三回表を終わった時点で５対０。五回、九回と追加点を取って８対２で快勝。久しぶりの大量得点だった。これで呪縛から解放されるかも。今日の先発は佐々木朗季と宮城。大一番になる。