江上剛の「慟哭の家」読んだ。この作家の作品は何冊も読んでいるが、久しぶりに読んだ。
千葉県北西部の京成線沿線の幸が丘駅にある住宅地で暮らすダウン症の息子を持つ元信用金庫勤めの男性が主人公。ダウン症の息子は成人するが、将来を悲観して息子と妻を殺害するストーリー。重いテーマの話だが、テンポ良く読める。作者は企業小説家のイメージがあるが、この作品は社会派作品。
最近は司法試験の合格率を引き上げたことで弁護士がちまたに溢れ、食べていくのが精一杯の若い弁護士も少なくないらしい。
実在した話ではなくフィクションだが、モデルとなっている街は習志野市か、八千代市かな。主人公は元信用金庫勤め。バブル期の頃、成績が上がらなかったため、机の上に並べたソロバンの上に正座させられて支店長に罵倒されたたうえ、最後はソロバンで頭を殴られるのこともあったらしい。今でなくても立派な犯罪。昔はコンプライアンス、パワハラという言葉もなく、こんな犯罪まがいことは日常茶飯事だったのか?
407ページに長編作。2013年に出た作品。
昨日は仕事を終えてからジム通い。今年183回目。ベンチプレス、アブクランチの後、ランマシンで10キロラン。タイムは58分。ジムへの往復ラン2キロを含め、12キロのラン。今年の走行距離は2,568キロ。
昨日のマリーンズ、リーグ優勝を逃し、1日明けて戦力外通告の発表があるかと思ったが、なかった。数日前に育成選手の原とアコスタの戦力外通告はあったが、それ以外はなし。今シーズンは70人枠を埋めている。ドラフトで指名した5人が全員入団、育成選手3人を支配下登録し、66人で2022年のシーズンをスタートと考えると12人は戦力外通告しないといけないが、どうなるか?