不知火京介のマッチメイク読んだ。大阪を本拠地とするプロレス団体の新大阪プロレスが舞台。主人公は新大阪プロレスの新人レスラーの山田聡。新大阪プロレスの総帥ダリウス佐々木が試合直後に急死。事故死、自殺、他殺説が巡る中、山田聡の犯人捜しが始まる。犯人は新大阪プロレスの中にいると確信する。犯人捜しの推理小説であるとともにプロレス界の暴露小説。プロレスはエンターテインメント・スポーツ。試合のシナリオを決めるプロデューサー的な立場に人間がいる。たまに本気といういうか本能のままで戦う試合がある。通称、セメントマッチ!
おそらく新日本プロレスがモデル。登場する武田信明、鷲田誠志、信州隼人、タイガーガンジー、マスクドスーパーマン、カーネルザジャイアント、丹下五郎は実在のレスラーがイメージできた。ダリウス佐々木はアントニオ猪木。1990年代、新日本プロレスが好景気に沸いていた時は株式上場寸前までいった。2000年代に入ってプロレス不況になり、一時は倒産寸前までいったらしいけど、ここ数年は人気が回復しているようだ。舞台裏にはいろいろな人間もようがあるんだろうな。
プロレスファン必読の推理小説。
昨日は在宅仕事。朝4時過ぎから仕事を開始。暖房も冷房もほとんど入れないので仕事を始める時間帯は寒い。使い捨てカイロが嬉しい季節。仕事を終えてから2時間10分ラン。今年の走行距離は1,784キロ。