
こんなものの修理依頼があった。
とても古そうな8ミリカメラで、動作しないと言うことだが、ゼンマイ式ではなく電池駆動だった
ので、何とかなるかと引き受けてしまった。
もちろん撮影機能は、責任範疇ではないと言うことを説明してね!

本来だと、レンズ左側のレバー(メッキ製の部品)を押し下げると撮影が始まるそうだ。
ちなみに写真左側面の下側にあるカバーを開けると、電池ケースが現れる。

フィルムを装填する部分は割りとシンプルな構造だが、ここに落とし穴があるとは・・・

このガイドピンが外れない・・・
どうしても緩まなかった。
力いっぱい回すと、なんとか少しだけ回転するけどネジ切りそうで怖いので、念のために
マクロ撮影を試みると、なんとなく樹脂のようなもので固められているように見えた。
カッターの先で削って見ると、どうやら瞬間接着剤で固められている感じ?
慎重にカッターで削ってみると、なんとか緩めることが出来た。
雌ネジがバカになってるみたい・・・

電池ケース内の接点も大変なことになっているので、とにかく全バラにして修理を進める
ことにしよう。
まぁ、何とかなるでしょう!
って、結果的には何とかなった。
続きは後半で、チャンネルはそのままで!
ちなみに一枚目の写真をクリックすると、動画を見ることが出来るんだな!(初体験)