goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

ヘッドが3つ並ぶと偉かった!

2010年04月22日 | 僕とSONY


ビジネスデンスケと銘打ってかなりの長期間販売されていた「TC-5000」だが、正確にはビジネス用と
言うよりも、取材用デンスケと言ったほうが良いのではないだろうか?

当時のポータブルカセットデッキでは貴重な3ヘッド構成をもったモノラルデッキ。

一般的な2ヘッド構成に加え、再生専用ヘッドを追加することで、記録してすぐに再生して確認すること
が出来るので、重要な取材での失敗が減る?


2ヘッド構成の場合、記録中はテープに記録された信号をモニターできず、単純に入力されている信号
をモニターアンプで確認しながらの録音になる。

つまり、RECボタンのみを押していても、ポーズ状態であっても信号をモニター出来るので、記録できて
いなかったと言うトラブルもあったのだろう。(経験あり・・・)



キャプスタンの右側にある、小さなヘッドが再生専用ヘッド。



モニター切替スイッチは、3ヘッドデッキだからこそ装備されているスイッチで、TAPE側にすることで、
記録直後に再生ヘッドで再生を行いモニターすることが出来る。



この眼鏡屋さんみたいなマークは、外的衝撃があってもテープ走行を安定させるアンチローリング
システムを採用している証!



テープ終了を事前に知らせてくれるエンドアラームも、なんだか魔法のように思えたっけ。

確かテープ終了の1分前くらいで、ランプが点滅(点灯)して、モニターしているヘッドフォンだけに
アラーム音が聞こえたはず。

フェライト&フェライトヘッドのエンブレムも誇らしげだねぇ


TC-3000等のデンスケシリーズが、TC-D5にモデルチェンジされた頃、TC-5000もTCM-5000へ
モデルチェンジされたと記憶している。

当時の販売価格は39,800円だったと記憶しているが、もちろん買えるわけでもなく・・・

買うならステレオモデルだったしね!


この機体は、どこかのリサイクルショップで買ったと思うけど、どこだったかなぁ

購入価格は500円くらいだったと思うけど、はっきりとは憶えてない。




こんなシールも今でこそ貴重だと思うけど、当時は買ったその日に剥がしたろうなぁ


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