早いところ仕上げて納車しないと、作業スペースがねぇ
オーナーさんの話では、マフラーからデロデロの液体が噴出すらしい?
僕的にはシリンダーまで外したいんだけどなぁ
しかたがないので、例の秘密兵器をインテーク側から差し込んで・・・
あいや!
ぶちまけた分もあるので、10cc以上は出てきた感じ?
半分腐ったガソリンと半分劣化したオイルが混ざったような液体・・・
あぁ・・・シリンダー開けたい・・・
気を取りなおしてキャブレターのオーバーホールをやってみる。
汚れはそれほどではないけど、油面が2ミリ程度高かった。
片側のフロートチャンバーだけ、手製のガスケットシートと液体ガスケットが使われていた。
なんで? 片側だけ?
仕上がりは、こんな感じ。
問題はオイルポンプ・・・
オイルポンプを固定している2本のボルトは、妙に簡単に緩んでくれた。
まぁ、言い換えれば、締め付けトルク不足なんだけどね。
内部は意外と綺麗だった。
例の駆動軸もソコソコの状態だったし、例の「栓」もじっとしてた。
問題は、クランクケースからのウォームシャフト先端に、このワッシャが入っていたこと。
本来は使われていないはずのワッシャで、入れちゃうと寸法的に厳しいはず?
HS90のパーツリストを持っていないので、再確認してみるけどね。
実際にワッシャを入れてみると、こんな感じにカラーが飛び出てくる。
ガスケットの厚さを考えても、きちっと勘合しないと思う。
もしかしたら、これが原因で最後まで締め付けられていなかったのか?
ここまで傷が付いているので、かなり強烈に干渉してたんだろう。
もうひとつ気になったのが、コンプレッション。
左右とも10キロ程度ある。(左側9.5キロ、右側10キロ)
実は、気になってしかたがなかったので、シリンダーヘッドだけ外してみた。
確かに右側燃焼室に、かなりのカーボンが蓄積していた。
これが0.5キロの差なのか?
いやいや
そこそこ綺麗だった左側も、9.5キロは高いだろう!
もちろん2ストロークなので、目安程度なんだけどね。
ちなみに、モトプランニングのHS1は8キロ程度。
さて・・・シリンダー開けたいなぁ
YH0012