音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

エスペレ・ウン・ポコ

2008-11-18 23:59:25 | 音楽

屋根の上のアイビーだけが色づいて、imagesimagesimagesミュシャの絵模様のようです。今日は急に冷え込みました。明日はもっと冷えるそうです。秋はいろいろ本番がありますが、準備期間の最後は、風邪を引きやすい私は冬はいつも体力勝負になります。風邪を引かない体が欲しい。

23日はアンデスのフォルクローレのグループ、「エスペレ・ウン・ポコ」の、子ども向け、コンサート&ワークショップがメセナひらかたで14時からあります。
アンデスの、演奏、踊りを鑑賞し、ケーナ、ボンゴ、サンポーニャ、パンフルートを体験できます。

なんと、私もケーナ体験の講師をします。今からでもまだ申し込めます。お申し込みはメセナひらかたへどうぞ。

エスペレさんのKさんとの出会いは、5年位前、メセナの企画を主催した時に、最後のお祭り企画で、友達の紹介で演奏をお願いしました。色鮮やかで暖かい民族衣装で、奏でられるケーナやサンポーニャの音色に心も、色鮮やかに、そして暖かくなりました。
以来、枚方で活動している同士、チョコチョコお目にはかかるのですが、一緒に仕事をする機会もなく。いつかできるといいね。と言い合っては分かれていました。それが、今回、やっと実現します。

世界にはたくさんの人がいて、たくさんの考え方があって、たくさんの音楽があります。日本人同士だってみんな一人一人違います。違うと言うことを認めるから、コミュニケーションは開けます。同じだと話す必要もないです。しかし、話す必要も無いほど同じというのは、あり得ないと思いませんか?でも、私もそうですが、どこかでそんな気になっています。近ければ近い人ほど。

人と違うということを楽しめたら、もっと、世界は楽しくなると思いませんか?アンデスの音楽はそういうことをきっと教えてくれると思います。本番が楽しみです。


 


チベット医学

2008-11-18 01:59:46 | Weblog

チベット医学では

欲望(色欲、執着)
憎しみ(怒り、嫌悪)
無知(怠惰、愚痴)

の心を持ったら、病気であるとしています。
言葉に出したり、形に表れていることは、わずかです。
こういう心をもったらいけない、それは他人を害すると教えるのが世界中のほとんどの宗教の教えですが、チベットでは、こういう心を持つのは病でその被害を受けるのは、自分自身である。と言う考えのことだと私は思います。
確かにこういう心を持っているときの自分って自分のことを好きになれなかったり、気分がよくなかったりします。

しかし、病ですから、こういう心を持つ自分を罰することはありません。必要なのは治療だそうです。

こういう病う心のエネルギーをたたきだしたり、無かったことにするということではなく、あるがままに受け入れ、転換し、昇華するということらしいです。
たとえば、世の中にはいろんな理不尽なことがあふれていますが、その理不尽さへの怒りを人に向かってぶつけると恐ろしいですが、その正体を見きわめて、理性的に使えば、世の中をより良いものに変える原動力になって行ったりします。
こういう感情を消すのではなく、コントロールできる。そういうことが可能であるとチベットの医学をいっているのです。

音楽、言葉あらゆる表現は、チベット医学がいうように病を昇華する方向にありたいものです。