平和です。
「平和な時ほど精進しなさい。」師と仰ぐ人に言われました。
確かに平和な時って、すぐサボったり、目の前の気持ち良さを失うことを怖れて、大切なことに眼をつぶってしまったり。
仲間同士で質を上げるために、批判しあったり、勉強したりするのって、よほど目的意識がしっかりしていないと難しいです。
批判ってもともと、的を得ていたり、いなかったりするもの。何を言われてもOKにしていないと、力を持っていてどこでもすぐに移動できる大人は、簡単に的を得ていないとか、相手の言い方が悪いとか、あの人はいつもそういう人だとか、相手の責任にできて、自分を成長させるための肥やしにはしなくなってしまいます。
本当は、その場で立場の弱い人、発言力のない人が一番良く知っています。痛みがあるから。力のある人は痛みがないから気づかない事もわかります。
師は言います。「その場で一番力のない人から学びなさい。子どもから学びなさい。」
音楽でも、教育でも、保育でも、あらゆる仕事場でそれができる人だけが学ぶことが多く、仕事の質を上げることができるのです。
平和のもとでが一番良い生き方が、良い仕事が出来る。これは真理ではない。真理にするのは私、真理であって欲しいと願うのは私。だから、私はもっと質を上げたい。耳をすませて。音楽も、人生も、仕事も。