CAP月一回のミーティングの日でした。淀川を越えて対岸へ、背割り堤の桜が満開でした。車窓から撮りましたが、桜がガードレールに隠れてよくわからない。渋滞もすごかったです。
Chaild Assault Prevention子どもへの暴力防止プログラム、略して、CAP。
子どもが安心して、自信を持って自由に生きるためには、何が出来るかを考えるプログラムです。
思想、宗教、政治いろんなことを、いろんな人がやっていますが、私は、子どもが笑顔で、安心、自信、自由で生きているか?を考えながら、大人が動いていれば、そうひどい社会にはならないんじゃないかと思います。
ワークショップに行く仲間とは、ミーティングを毎月1回しています。
ワークや、プログラムは、学校やPTAの皆さんに向けてしますが、3人でワークに行くため、グループ内の人間関係が大切です。音楽の合奏もそうですが、仲が悪かったり、冷たい戦争をしていると、何かの時に微妙なタイミングが合わなかったり、協力関係がほころび、それは見てくれる人に伝わってしまいます。
そのために私のグループでは、仲間内でのミーティングを大切にしています。
ミーティングのルールはいろいろありますが、私が一番気に入っているのは、お互いの話を「聴く」こと。それから、「その場で一番経験が浅い人、もしくは、困っている人が話をすること。CAPのメンバーは「聴く」ことのプロではありませんが、ワークの中では子ども達の意見をたくさん聴き、ワーク後も、子ども達が話に来てくれる時間=トークタイムがあり、「聴く」ことの勉強は欠かせません。どんな発言も受けとめ、問題解決する手助けをする。そしてグループ内では発言した人はその発言に責任を持つ…結構難しいです。
メンバー内で、もめたりは日常的に起こります。泣いたり、怒ったりもあります。しかし、仲間がいることで、問題はオープンになり、お互いの感じ考えていることが客観性を持って感じられるようになってきます。もめた後は相手への理解と、自分への理解がより深まります。
相手に対して腹を立てているときは、大概自分にも問題があります。いろいろ勉強して、復讐をしないようには、なってきました。
パワーゲームをはじめると、際限のないぬかるみにはまっていってしまいます。非暴力は、そうでない道を、仲間と必死に探っているというチャレンジなんだなと、最近思います。