植物園で、撮った山野草のコーナー。派手な花はありませんが、心に残るかわいらしさです。
ヨハネス・ドンジョン(1839年~1912年)作曲
「ナイチンゲール」は小鳥のさえずりを真似た動きがおもしろい曲です。
ナイチンゲールは、スズメ目ヒタキ科の鳥で和名は サヨナキドリ (小夜啼鳥)といいます。東洋の鶯に当たるような鳥だと言う人もいます。鳴き声が美しいです。夜に鳴く鳥だといわれていますが、昼間にも鳴くそうです。
下記のサイトで鳴き声を聞くことができます。
http://www.nightingale-song.com/
ドンジョンは、リヨン生まれ、あまり多くはわかりませんが、パリオペラ座管弦楽団や、パリ音楽院管弦楽団主席フルート奏者として活躍していました。他にも、サロン・エチュード、アダージョノーブルなどの小品を残しています。
フォーレは6歳下、同じパリ音楽院で働いていました。パリ音楽院管弦楽団で、タファネル(1944~1908年)は指揮者でフルート科の教授。1919年からはゴーベールが指揮者になっています。1832年がベーム式フルートが発表された年。そのフルートの魅力に取り付かれた人たちがパリの音楽院に集まっていました。ドンジョンもそのような現代のフルートの隆盛に一役買った作曲家でもあり、演奏家でもあったのだと思います。