臨海の海岸を散歩していたら、海草を取っているご婦人にあいました。こういう人を見ると、話しかけずにはいられない私です。海草は「ひじき」だそうです。世間話をしているうちに、「持って行き。」と取ったばかりのひじきを頂いてしまいました。6時間煮て、天日で乾かし、いつも買っているひじきになります。昨日煮て、今日は天日干し、売っているひじきのようになってきました。「ひじきって手がかかってるんだよ。」海辺のご婦人は言っておられました。こういうことがあると、食べ物に対する感謝の気持ちがわいてきます。
ちょっとつまんだら、もうこれだけで、海の旨み。楽しみです。
今夜は、Sさん宅でピアノ合わせ。一人であまりにものめり込んで練習していると、ピアノと一緒で一曲の曲であると言うことを、忘れてしまっていることがあります。
曲の全体のイメージつかむにはこういう練習は欠かせません。
とは言え、初見で、バリバリ弾ける人はなかなかいません。フォーレ、ヒンデミット、ゴーベール、エラルト、オタカ、モーツアルト。ソナタ、コンチェルト、あげくに無伴奏曲をピアノで音を取ってもらって、音程やリズムを確認。大雑把な譜読みをしてしまう私には本当にありがたいことです。
それにしても、一人でやっているより、おいしいお茶やお菓子を頂いたり、世間話をしながら、練習すると楽しいです。ついつい甘えて長居しそうになります。
いろんな人の愛を受けて、生きている私です。