音楽の喜び フルートとともに

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売れるお店

2012-06-08 21:16:00 | Weblog

投稿しそこなっていた小手鞠(こでまり)。
左から、3月11日、4月10日、5月12日。全部違う場所に咲いていました。花期が長いので、まだいいかと思っていたら、いつの間にか終わっていました。好きな花の一つなのに。バラ科、中国原産。学名のSpiraea cantoniensisは、広東地方の螺旋というそうです。



水曜日のレッスンの帰り、京橋で、不思議な店を発見しました。
先に、発見したのは、ピアノのSさんですが。
3月に、子育て支援センターでコンサートをした時に、Sさんが本当に素敵なドレスを着ていたので、聞けば、素敵なのにかなり安い!買った店を教えてくれましたが、今になってやっと行ってみました。

平日の昼間。閑散としたモールの中に、唯一、人だかりがしているお店がありました。
まさか。ここ?

演奏会用のドレスの、マネキンの隣に、社交ダンス用のきらびやかな上下。
かと思うと、ワゴンには、コットンのタンクトップにパンツ。

置いてあるものはフォーマルから普段着まで、ジャンル違い。悪く言えばゴチャゴチャ。
でも、どれも、気が利いていて、お手頃価格でおしゃれ。

肝心のドレスは?
とってもいいけれど、店をどんなに見渡しても、2着しかない。
帰ろうかな?と思ったけれど、その2着の内の、1着がどうしても気になります。
試してから帰ろうっ。と、お店の人に試着を頼みました。

着てみたら、良い。
値段もお手頃・・・買ってしまいました。

試着をさせてくれた女性は責任者らしく、「いろいろあって楽しいお店ですね。」
「ゴチャゴチャでしょ。」
「ドレスは2着しかないんですね。」
「そうなんですよ。場所が小さいんで、2着だけなんですよ。そのかわり、私が選んで、選んで、厳選して仕入れてくるんですよ。だからか、ありがたいことに売れ残ったことはないんですよ。」

枠が無いように見えて、この人の眼鏡に叶うものだけを、集めている。ということ。

不況、モノが売れない。いろいろ、言われていますが、その小さな店の人だかりを見ていると、やっぱり、人次第だと実感しました。
京阪モール紀伊國屋書店に、向かって右の通路。行けば、必ずわかります。