駅から徒歩7分。商店街を抜けて、すぐにある住宅街で、裏に小さな川といっても、コンクリートで護岸工事済みの風情のない川があるだけで、公園も、大木も無い場所に建つ我が家ですが、珍客が2匹。
先週初め、一匹が網戸に貼り付いているのを夫が発見。「ヒラタクワガタ」だそうです。
それから、朝起きると「クワガタ来ないかな?」
帰宅すると「今日はクワガタ来なかった?」と毎日毎日。
「そんなん何匹もいるわけないよ。クヌギもコナラも無いし、どっかで飼われていたのが逃げてきたんじゃない?」と、水をかけていた私ですが、
一昨日。
今度は、裏庭のコンクリートの壁に張り付いていました。ヒラタクワガタ。
「こうなったら、次はメスが来るような気がする。」と、オス同士は戦うので、虫かごにダンボールの仕切りを入れて、ながめてはうれしそうな夫です。
今日は、この前かった演奏会用ドレスのお直しをご近所のスーパー主婦Mさんにお願いしました。
私のサイズは、9号から11号ですが、なんとドレスは16号。
「直して着れる、着れる。」というお店の人に、背中に4cm×2のダーツを入れ、肩紐を8cm短くすると、メモ書きしてもらって帰りましたが、とっても不安。
「Mちゃん、SOS」とメールを打ったら、木曜日に持っておいで。と言うわけで。
Mさん頼みの私です。
「ふーん、どうかな?後ろにダーツ入れたら、シルエットが崩れてかっこ悪いなぁ。脇はどうかなぁ?」
胸のところは、横に細かいひだがあり、胸から切り返した下のスカートは総スパンコール、ワンショルダーの肩紐はビーズ。という超扱いにくい生地を、クルリとひっくり返して、裏地と表地の間に手を突っ込んで、脇の裏を確かめて。
「大丈夫、これ脇でできるよ。ミシンはちょっと無理かもしれないなぁ。ちょっと、着てみて」
Mさん宅の広い洗面所は、以前からこういうときのフィッテンッグルームです。
着替えて出ると、胸でドレスを押さえとかないと、完全に丸見え。やっぱり、かなり大きい。
その場でしつけをしてくれて、おしゃべりしながら、仮縫い。
脇を縫って、肩紐をほどいて、縫って。
また、着てみます。
今度は、詰めすぎて、胸が上まで上がらない。スカート部分に入れたダーツも少し引きつります。
「じゃあ、後少し出して、引きつらないようにしようか。」
「肩紐、もう少し詰めといて。」私も少し注文。
ひだの厚みのせいで、ミシンはやっぱり無理。
手縫いで、本縫い。
世間話をしながら、私は口だけ参加。
お昼までには、すっかり出来上がり。
詰めたとは全くわからない。
おしゃべりして、癒されて、ドレスも出来上がって。
ありがとうMさん。
大きいのをまた、買っても大丈夫・・・なんてね。