トマトが大きくなってきました。ピカピカの緑のトマトを見ていると、なんだか、誇らしいです。空っぽな肩書きなどではなく、自分の手と足で毎日お世話したという誇り。人生、案外単純なものです。
落ち込んで、自信がなくなったら、暇にしていないで、誰かや、何かをお世話したり、育てればいいのです。
今日は、梅田でレッスン。
練習千回。全部を繰り返すのではなく、8小節を何度も吹いてみるという練習をしてみる。
1回ずつ、お客さんに聴いていただいているつもりで、集中して。
音階練習は、よく聴いて、それを聴いてよかったと思えるように。
タンギングは、方向があっちこっちいかないように、スタカートの長さも自覚的に。
名人の音楽は、歩いて出てきただけで、涙が出る。・・・吹き出す前には、その曲の空気になっておかないと。
転調を繰り返す曲は、その調のスケールを吹いたり、その調で曲を作ってみて遊んでみて、調の性質を理解し、体に染み込ませるように練習する。
ダブルタンギングは、付点を表現するために作られたので、もともと普通に吹いたのでは均一な音を出すことはできない。その特徴を知り、補うような練習をすることが大切です。
リズミカルな曲を練習するときは、3連符中抜き、連符を全部入れて吹いてみたり、3個一で吹いたり、拍頭に向けて吹いてみたり、色々なパターンで、違いがわかるように吹いてみる。
精進、精進。