音楽の喜び フルートとともに

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巨匠の演奏

2012-06-05 22:25:38 | 音楽

旧宅に行ってみると、アイビーが繁殖して、家を飲み込みつつありました。緑のカーテンも、ここまでいくと、行き過ぎです。2階の窓は、あと少しで開けられなくなります。と言って下で切ると、屋根の上や高いところの葉が枯れて取り除けなくなります。冬になって葉がなくなるのを待って、切るしかないのです。
ここには、オオクワガタや、コクワガタのツガイが、何組かひっそりと住んでいます。幼虫も何匹か。
夫が、1週間に一度やってきては世話をしています。
家の中の改造も少しずつ自分でやって、畳の部屋はすべてフローリングに、壁も塗っています。仕事部屋と言っていますが、秘密基地?

国内にいるのも、マレなくらい忙しいのによくやると思います。多分、楽しいんでしょう。
私は、一切タッチしません。

ドヴィエンヌのフルートコンチェルトの7番。
音源を探していると、youtubeや、ニコ動にたくさんの人が、自分の演奏を投稿しています。
やっぱりこの曲は愛されています。
イタリア、日本、アメリカ、フランス、ドイツ演奏者の国籍も多様です。
一緒に、演奏してみると、面白いので、何パターンもやっていると、オーレル・二コレの演奏にぶち当たりました。
1楽章から、飛ばす飛ばす。
2楽章には、オリジナルのカデンツァを入れていて、美しいです。
3楽章は、特に3連付で動く後半はすごいアップテンポ。でも、楽しい。

アラン・マリオンのものもありました。
マリオンも早いです。
しかし、両巨匠とも、どんなに早くなっても、歌の呼吸で、動くので、息がしやすいし、軽い。小さなフレーズも歌おうとしていることがわかります。

魅力的な演奏とは、ただ、間違いなく楽譜通りに、吹くだけではないことが、二人の演奏を聴いてみればわかります。
私も、もっと研究しなければ。がんばろう。