今日も、雨。5月で終わるはずのガーベラが今年は、梅雨時期になってもまだ咲いています…というか、ちょっと形は悪いですが、つぼみが次々にできていてまだまだ咲くつもりです。
こうなれば、いつまで咲けるか、「頑張れ!」という気持ちになってきます。
ガエタノ・ドニゼッティ(1797~1848年)といえば、ロッシーニ、ベッリーニとともに19世紀イタリアを代表するオペラの作曲家です。
ベルガモに生まれ、ボローニャの音楽院で学び、主にナポリで活躍しました。
70ものオペラを作曲しましたが、フルートについては、コンチェルトを3曲。フルートとハープのソナタ、フルートとピアノのためのソナタ、フルート、バスーン、ピアノのためのトリオの3曲を残しました。
1819年ドニゼッティ22歳のころ作曲された「フルート ソナタ C-dur」は、悲劇を思わせるようなアリアのような初まりを持ち、後は軽快で美しい曲になっています。ソナタとついていますが、楽章に分かれていません。多くの資料は残されていません。
若い頃の作品ですが、既にその時4つのオペラを書いていて、2つは上演されていました。また、同じ年に「ロシア大帝ピョートル」をヴェネチアで初演しています。
このところ夕方になると、大雨が降ります。
梅雨…というより、スコールのようです。亜熱帯化する関西って感じ。
雨でせっかくついた2番花が早く散って、残念です。
テレマンの時代のフルート、キーがたった一つだけついた古楽器。木で作られたフルートです。笛といえばリコーダーが主流の時代です。
基準の音は442hzではなく、440hzあるいはもっと、半音ほども低い音。
ピンと張った弦楽器は、おそらく演奏している間に弦が伸び、調弦した直後からドンドン下がっていっただろうと思われます。
その弦とのアンサンブルを考えると、やはり低めだったろうと思います。
楽器そのものの音量は出ず、宮廷のサロンや、石造りの天井の高い教会の壁に助けられて音が響いていたはず。
タンギングはスタカートの様に短めに切らないと、音が重なり合ってぼうっと聞こえてしまいます。
なんといっても、フルートは、吹き出した息と笛との距離が遠い、管楽器の中でも特異な形状をしています。
唇を閉めておいて、息を吐いたのでは、音は遅れてしまいます。
開けておいて歯の間に置いておいた舌を動かすことで、音の頭を作ります。
そのまま伸ばすこともできますが、一音ずつ音を引き上げることで、より弾んだ感じがでます。