音楽の喜び フルートとともに

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J,S先生のマスタークラス

2014-07-29 21:52:17 | レクチャー、マスタークラス

夏の食卓。
お茄子、きゅうりの浅漬け、アボカド、子どもピーマンの炒めたもの。
しめじとキャベツと豚肉の炒めもの。
メインディッシュは、鶏胸肉を叩いてフォークで刺して、塩と水と砂糖を吸わせておいて、焼いたもの。胸肉のパサパサ感が減ります。ためしてガッテンでやってました。
トマトとバジルを刻んでオリーブオイルであえたソースをかけて頂きます。
簡単で美味しいです。夏になると火を使う時間がうんと減ります。

今日は、S先生のマスタークラスを受講しました。
早めに行って練習させてもらっていると、先生が入ってこられたので、「すみません、早すぎましたか?」と聞くと「いえいえ、どうぞ、やってください。」
と、荷物をおいて出て行かれました。

しばらくしたと思ったら、トントンとドアを叩く音がしたので「どうぞ」と言うとS先生。
「もう、はじめましょうか。」と言ってくださいました。まだ予約時間まで20分もあるのに。

初めに「ロングトーンを吹いてみて」と言われたので、吹いてみました。
「ビブラートの練習はどうしていますか?」
ビブラートには、いろいろ考え方があって、全くかけない、全部掛ける、部分的にかける、それから、心でかける。などなど。議論が分かれるところです。

「僕は、かけたほうがいいと思うし、意識的にかけられるようになった方がいいと思います。」

ソノリテのロングトーンの練習で、一音に4回ビブラートをかけ、次の音に移動し、その音にもかける。

それから、メトロノーム60、1拍に2回、3回、4回とビブラートを増やしながら練習します。
具体的な練習法はとてもわかりやすいです。
「3回がやりにくかったら、うめだ、うめだと思っいながらカウントしてもいいね。4回はおおさか、おおさか。」

思わず吹き出してしまいました。

次に、低音のタンギングがやりにくいと聴いてみると、

マウスピースのホールの4分の3くらい塞いで吹いてみることを提案されました。
塞ぐと音程が低くなりがちですが、それをチューナーをみながら、低くならないように吹きます。

そばで聴くと、少しシャゴシャゴした音に聞こえますが、芯のある音がします。
それに、吹きやすい。

「「何言ってるんだよう。」ってうちの生徒さんで、小さな男の子がお母さんに注意されると口をとんがらがらせて言うんですが、その口、その口、それでやればいいんだよ。と言うといい音がでるんですよ。」

おもしろい。

最後にタファネルのミニョンのグランドファンタジーを吹きました。
その口で、チューナーを置いて。

低音はよほど気をつけないと低くなってしまいます。

課題ができました。でも、解決法がわかっているので、希望があります。