音楽の喜び フルートとともに

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ロボット

2016-04-25 21:44:25 | 哲学
関西医大のエントランスに、pepperくん。

関医くんと言うらしいです。
館内を案内してくれます。

かわいい❤️
対話したかったけど、隣りのカウンターにいつものお姉さんがいるのに失礼かもしれない。
それに質問が無い。残念。
帰ってからも、残念感が…。

アシモフのIロボットは、人間を殺さないというルールに縛られていましたが、多くの人間は、ルールが無い。
1985年のオーソン スコット カードのエンダーのゲームでは、選ばれた子どもがゲームを延々する。ママのお昼を食べ、またゲーム。最後に、それはゲームではなくリアルな戦争だったとわかります。

SFでしたが、今はもう現実の戦争の姿です。
アメリカの若者が、恋人とショッピングをして、マクドナルドでお昼を食べて、画面の前に座って、ボタンとコントローラーで、爆撃。
何人か殺した後、地下鉄に乗って家に帰って安全なベッドで寝るのです。
殺されたり、負傷する恐怖が一切無いのです。

先天性無痛無汗症の子どもは、痛みがないので、歯が抜けた時に、親の喜ぶ顔を見て、次の日、全ての歯を自分で抜いてしまったり、空を飛べるかもしれないと、何度骨折しても2階の窓から飛び降りてしまう。
ということが、あったそうです。
また、同じ無痛症の兄弟同士で、好奇心からナイフで、手足を、切っりあってしまったこともあったそつです。
母親が、2人を見つけた時、血だらけで無邪気に大笑いしていたそうです。

痛みを感じないということは、大変なことです。
この子どもたちは、両親や周りの人の教育や、サポートによって、わからない痛みへの結果や、もたらす影響を知っていき、無痛症がありながらも、平穏に生きていくことができるようになります。

耳が聞こえ無い人や、目が見えない人にも情報やサポートがあるように。

しかし、社会が赦し、国が奨励し、教育され、拍手され、激励される無痛が
引き起こす結果を誰が止めることができるでしょう?

障害や、病いであると認められることさえない。

ババラギという南の島の酋長が、人が1人亡くなると、島ではその人を悼んで、浜辺で泣く。友だちが寄り添う。

いつまで?2日?3日と聞くと、

驚いて、酋長は、大切な人が亡くなった悲しみが癒えるまで、何日かかるかわからない。
と答えました。

もう、こんな話の方が昔話しのファンタジーになったのかしら?