土曜日は、I先生のマスタークラスでした。
帰りは久しぶりに梅田から淀屋橋まで歩きました。これは、大江橋です。
先月調整したばかりですが、その効果も切れて、フルートをクルクル動かさないと音程が取れません。
すると、やっぱりI先生の耳はごまかせません。
「ちょっと貸してごらん。」とおっしゃると、カバンの中から黒いピンセットを出し、マスキングテープで
本体のトーンホールの一つ目、裏側のトーンホールを2㎜弱ほど、ふさぎました。
さらに、
足部管の一つ目のトーンホールも。
「吹いてみてごらん。」
…あれだけ悩んでいた、音程が大丈夫です。それに、口をあちこちに移動して吹かなくて良いので、思いっきり鳴らせます。
「イギリス人は皆やってるよ。貼ったり削ったり。」
「フルートに合わせて金色とか銀色のマスキングテープも売ってるよ。」
「僕はネットで注文するんだ。」
これだけ違うと、やってみない手はありません。
今も貼ったまま、調子いいです。
まだまだ、新しいことに出会えて、幸せです。
フルートの世界は、奥が深いです。
御堂筋のイルミネーションはまだ点灯していませんが、
夕日がビルに反射してきれいでした。