日曜日、ビストロギャロにて、
ラ リュンヌ デュオコンサート
〜故郷を離れ、故郷を想う〜
無事、終了しました。
ご来場下さったみなさま、お世話いただいたアジールのHさん、奥さま、ギャロのみなさん、そして共演のIさんありがとうございました!
お客様は近く、しかし、コンクリートの壁のせいか、びっしり人が入っても結構音響の良いところでした。
ギャロのシェフの家族のみなさん総出で、お世話していただき、とてもアットホームな温かいコンサートになりました。
フルートデュオの譜面がなく、メンデルスゾーンの「春の歌」「歌の翼幻想曲」ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」マスカーニの「カヴァレリア ルスティカーナの間奏曲」、宮城道雄の「春の海」、「朧月夜」「月の沙漠」「故郷」は、自分で編曲譜を作りました。
「朧月夜」と「月の沙漠」以外は、初演。
ドキドキしました。
音楽は、時代や国を越えて人の心に届くもの。
国は違っても故郷を想う心は、同じ。
国境を越えて集まって来た人々が、受け入れられ、そこを故郷と定め、そこで生活を営み、家族を愛し、隣人を愛し、いろいろな仕事をする。
離れて来た故郷への想いも断ち難い。
せっかく安全な地を目指して来ても、上手く行ったり、いかなかったり、月は誰のことも静かに照らしています。
カヴァレリアで、泣いたと言ってくれた人、故郷で泣けたと言ってくれた人がいました。
朧月夜もよかったそうです。
心配だったけど、少しは何か届けることができたのかな?
少しほっとしました。